山行報告

1  銀杏峯土蔵岳横山岳、木無山             

木無山 1328m 福井県

・2010年2月7日 小雪と霧、後晴れ

・行程: 和泉スキー場P       537m  8:00 
     南東尾根取り付き      818m  9:30
     山頂             1328m 11:00/12:20        
     (南東尾根東の谷)    
     南東尾根尾取り付き付近 818m 12:45
     和泉スキー場P       537m 13:10
     
・メンバー :牛丸さん、畑佐さん、小野ちゃん、詫摩さん、山ごろ氏、森(岐阜ケルンとそのOB、山友)

8:10 先行する福井山岳会と後につく行儀の良い?私たち。 9:45 我がパーティーとラッセル交代です。この尾根末端の標高818mの林道終点で積雪225pでした。
10:30 樹氷がきれいですが重い雲におおわれています。 10:50 山頂まであと少し、わぉ、ガスが出てきた。
10:55 四方山(森)もやりました。 11:30 西面を少し滑って戻るとき、こんな素晴らしい景色です。まるで白い線香花火のようです。牛丸さん、この写真ならお見合い成功間違いなし。
12:33 雪の魔術師、小野ちゃんがいく、ちと大げさか。 12:34 牛丸さんもぐって、浮き上がるぞ。
12:35 畑佐さん、浮き上がってターンにはいる。 12:36 自分のシュプールを見て、これまたたまらんわ。
12:37 にわか仕立て、山屋デモンストレーターが舞う。 12:38 今シーズン、記憶に残る山行の一つになりそうです。
12:40 中間部は広くて滑りやすい。 12:43 この台地末端からは谷心を外して右岸を滑っていきます。
13:00 12人の通った林道は高速道路になったおかげで、林道入口付近まで滑ってくることができました。

 この1週間は寒波の影響で雪が降り続いたため、大日岳の南尾根滑走〜白鳥町前谷コースを延期した。新雪で滑らないためである。そこで浮上したのが木無山、YAMADAさんOBAさんの報告で、こんな適当な斜度の谷あるのか地図を見直した。その斜度は銀杏峯の志目木谷より緩いではないか。そして広葉樹のマーク、樹林があればアンカーとなってなだれを少しでも回避してくれる。後は現地で判断だ。さて雪が断続的に舞う中出発する。山頂付近はガスの天気であったが昼食時には晴れ間も見え始めた。東の谷は地図上d付近からg付近まで見通しがきくなか、谷部へトライする。これが大当たり、「スキーがうまくなった気がする。」といった小野ちゃんのそれを物語っている。中間部はゆったり、後半は谷が狭まり割れているため、雪が少ないと右岸沿いは藪まるけといった具合であろう。今回は多雪のためと谷の後半部で福井山岳会の滑降トレースと合流したためスムーズに尾根取り付き部に到達できた。ちなみに林道で出会った福井山岳会のお話ではによると、谷部でトップの人は新雪のためスキーが滑らなかったそうである。トレースに感謝、感謝であるである。もちろん林道は行きのトレースを高速で滑り降りることができた。今季一番の新雪、深雪滑降で記憶に残る素晴らしい山行になろう。

横山岳 1131m

・2010年1月31日 曇り

・行程: 金居原集落東P    268m    7:00 
     横山岳東尾根登山口 500m   8:15       
     横山岳東峰     1133m   10:50        
     横山岳西峰     1131m   11:15/12:00
     下り尾根分岐     775m   13:15
      尾根末端        277m   14:15
     金居原集落東P    268m   14:20 
・メンバー :牛丸、畑佐、小野、詫摩、山ごろ、森(岐阜ケルンとそのOB、山仲間)

6:54 今日の作戦会議とよもやま話。 8:30 計画でない青線の尾根の急登にはいる。途中で気づいたが・・・。
9:00 東尾根登山口からあがった標高600mあたり、金糞岳を右手に登る。 9:40 東尾根登山道は山スキーにも好コースです。
10:00 稜線出合付近で寒ナメコ採りに興じる畑佐、山ごろ両氏。昼食のカップラーメンに添えて上機嫌であった。 10:40 東峰手前のすっきりピークに立つ。後方が東峰、標高1000mでこれほどヤブが少ない山はあまりみたことがない。
10:50 東峰にて、まずはやりました、ばんざ〜い。 11:00 西峰(左奧)への雪庇の稜線をいく。
12:10 昼食をすませ東峰に向かう。この付近で積雪210p。 12:13 稜線散歩は気持ちよい、天気は何とかもちそう。
12:41 東峰からブナ林を滑る山ごろ氏。 12:45 悪雪は手強いな〜、詫摩氏。
14:06 標高350m付近の植林帯の段差がジェットコースターのようだ。おっと〜、おのちゃん。 14:24 R303に出て本日の行程は終了です。 

 303号線の八草トンネル開通は冬期の横山岳山スキーを可能にしてくれた。さらに今年の大雪は近場の山スキーエリアを広めてくれた。1.5m近くある積雪はヤブ山が多い近江、美濃でも景色を一変させてくれる。さて今日の本来の予定は赤線を登って、青と赤の間の沢を下る予定が、取り付きのルートミスで林道歩き後、東尾根登山道(青)を登ることととなる。東尾根コースはスキー登高にとても適し、ブナ林は美しさを放っていた。また標高1000m稜線散歩も楽しい。帰路の赤の枝尾根は東尾根に比べると、痩せ尾根部ややや急斜面もあるが、変化があっておもしろい。標高が低く、気温も高いため、谷部をねらうなら東尾根西の谷がどうかと思う。下部の林道出合には「夜ばいの水」飲み場があり、谷部が開けていたことを記憶している。ぜひ雪のない時期に滝がないか確かめて、滑ってみたいと願っている。

土蔵岳 1008m

・2010年1月24日 曇り後晴れ上部はガス

・行程: 八草トンネルP  460m    8:15 
     地図上885m           9:45       
     山頂        1008m   11:00/11:50        
     堰堤終了     561m   12:50
     旧道出合     433m   13:10
     八草トンネルP   460m   13:40(途中遭難パーティーへの情報提供20分)

・メンバー :牛丸、畑佐、小野、神保、山ごろ、森(岐阜ケルンとそのOB等)

8:20 300m戻って左手方面の植林帯尾根に取り付きます。 8:28 このあたりはくるぶしラッセルです。
9:00 めざす土蔵岳は一番左のガスの付近かな。 9:02 靴ラッセルですが下が硬いので歩きやすいのです。
10:36 標高900m付近から急にガスが濃くなりました。 11:00 すっきり登頂できて満足です。
12:03 標高950m付近の急斜面をこなす畑佐氏です。 12:11 800m付近からは緩斜面です。
12:23 ようやく明るくなり悪雪との闘いです。高いところを選んで滑らないと谷部につかまります。 12:25 北東を振り返ると数年前、滑った沢です。途中で滝に出くわしたところは黒い岩付近かな?
12:32 悪雪を悠然と乗り切るおのちゃん。 12:35 フィナーレを飾る神保氏です。
12:40 スノブリをさけて高巻く。正面堰堤を右からこなします。 13:06 遭難騒ぎでヘリコプターが飛んでいます。バックが土蔵岳の東稜線です。標高500mのこの付近で積雪190pでした。
13:37 県警への情報提供を終えて帰路につきます。

 国道303号線の八草トンネルが開通してから冬期も通行可能となり今回のコースが可能となった。前回は川上集落が起点であった。このコースの登りは危険な箇所がなく、素直なルートである。今回上部がガスで滑降始めが難儀であったが、次第に下部の見通しがきくようになった。しかしうっかり谷部に入り込むと、穴、V字谷など危ういところがあるので台地上をねらって無事、堰堤までたどり着くことができた。

銀杏峯 1441m

・2010年1月3日 雪時々曇り

・行程: いこいの森下P  470m    7:50  
     前山        1160m   10:10       
     山頂        1441m   11:20        
     前山       1160m   12:15〜13:00
     いこいの森下P  470m   14:00

・メンバー :牛丸、畑佐、小野、詫摩、森

8:00 いこいの森に10分かかって到着です。 10:10 前山到着です。
11:05 銀杏峯の銀様、元日に続いてのラッセルです。 11:13 いよいよ稜線へ出ますが、風が強い。
11:30 山頂は吹雪の中です。四方山です。 11:33 皆々、充実した往路で満足。(箱根駅伝か?)
11:38 山頂から早々に引き返し、滑降下山の準備をする。 12:07 第1ステージの新雪滑降をきめる牛丸氏。
12:30 前山で昼食後、雲行きが怪しくなる、積雪165p。 13:16 第2ステージ新雪湿雪をこなす小野ちゃん。
13:18 大胆にかっ飛ばすガスマスク畑佐氏 13:50 いこいの森入口道路でフィナーレです。

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