山行報告 bQ 金糞岳、荒島岳橋架谷、鷲ヶ岳, 経ヶ岳
経ヶ岳 1625m 福井県
・2010年3月14日 晴れ
・行程:
・メンバー :畑佐さん、詫摩さん、牛丸さん、神保さん、山ごろ氏、四方山
今年は雪が多くて、自然の家から右岸林道を進んだ後、第2堰堤を左岸から越えることができた。。これまではそのまま右岸の尾根を進み、第2堰堤上に降りてから簡単な徒渉をするのが常であった。経ヶ岳北面のクラストも少しゆるみエッジを効かせて200m近く滑り込むことができ、盛り上がった。一方、杓子岳からはテールが流れる重雪に変化し、春スキーを今年始めて味わった。 もどる
鷲ヶ岳 1672m 岐阜県
・2010年2月27日 曇り時々晴れ
・行程: 立石キャンプ場P 1100m 12:10 スキー担ぐ 1374m 13:10〜20 尾根合流点 1410m 13:25 壺足急登 1529m 14:20 山頂 1672m 14:50/15:00 谷割れ 1243m 15:50 林道出合い 1192m 16:00 立石キャンプ場P 1100m 16:20 ・メンバー :四方山ばなし
土曜日は雨と思っていたが朝起きると(7時30分)岐阜の地で快晴ではないか。家でくすぶっていてストレス、はゴミ出しと資源分別を出して山行準備にとりかかる。出発は10時、行き先は昨秋マラニックで山スキーができるとふんだ鷲ヶ岳、登りは最短の尾根を使っていく。しかし尾根上は雪が少なくてびっくり、登山道かそま道がついていてヤブ漕ぎをしなくても通過できた。もう一つの難所は頂上直下の1450〜1500mのところ、急なのでスキーをピッケル代わりに登った。 もどる
荒島岳橋架谷 1523m 福井県
・2010年2月21日 晴れ
・行程: R158道路脇P 340m 6:30/15:30 送電線尾根 575m 7:20/15:10 小ナベ 1421m 11:40 山頂 1523m 12:30/13:20 ドロップポイント 1400m 13:40 出合い 1183m 13:45 左岸へ(谷割れ始まる) 514m 14:20 右岸へ(堰堤手前) 498m 14:27 ・メンバー :小野ちゃん、遊び大好き氏、山ごろ氏、四方山ばなし:山頂コース 畑佐さん、晶子さん、詫摩さん、西部さん:小ナベ北尾根コース
いやはや新雪がこんなにたくさんあるとは想像を超えていた。山頂への稜線の1000m以上はアイスバーンとシュラカブ、新雪のミックス状態で油断はできないところであった。山頂中央ルンゼは危険なため、少し北へ降った理知的コース(94年6月に福井山岳会、宮本会長により岳人に紹介されたコース:めっこの山岳会会報bW9による)を滑降コースにとる。2005年初トライ同様、パウダー理知的コースであった。北尾根から終始見えていたこの谷部は新雪が吹きだまる条件のようだ。大いに新雪大滑降を楽しむことができた。そして疲労がたまってきた頃の送電線尾根からの湿雪小滑降は筋トレ成果と滑り技術の相関関係をチェックするのに大いに役立った。(帰りの車中で足がつっていた) もどる
金糞岳 1317m 岐阜県
・2010年2月13日 晴れ後曇り一時雪
・行程: 大草履P 316m 7:00 殿又谷出合い 451m 8:10 スノブリ徒渉 592m 9:15 北東尾根700m地点 10:00 金糞岳北稜線 1124m 11:10 金糞岳 1317m 12:30/13:10 北東尾根下降点 1057m 13:45 谷割れ始まり 700m 14:11 徒渉終了 635m 15:00 大草履P 316m 15:45 ・メンバー :山ごろ氏、森
今年の大雪は、全く雪景色を一変させてくれた。まずはスノーブリッジ、まさかと思ったが、ただ一つ見つけることができた。途中の尾根や稜線には全く藪が見られず、あたかも福井県の銀杏峯、部子山周辺の稜線のようであった。弱い冬型気圧配置で気温が上がらず曇って標高800m以上でも午後も雪がクラスト状態であったため、稜線散歩で滑れそうな谷を探しながら登ることができた。地図で予想したよりも上部はかなり狭く急斜面が多かった。斜度は伊吹山山頂直下程度である。雪庇からのデブリもあるが氷化しているため危険が少なく滑ることは可能であろうが、楽しむことはむつかしい。さて山頂では小雪が舞い散り、ガスも出てくるが、この土曜日に4パーティーに出会ったことは山の著名さを物語っている。1057mからの谷部はデブリなく、程よい斜度であったが上部はスキーテールが引っかかるような波打クラストであった。後半は表面が融けて気持ちよく操作できた。谷割れは標高700mくらいから始まるが雪が多いことと、スキーをはいていれば沈まないので緊張することなく徒渉地点までいくことができた。徒渉では30m程下流に倒木が2本横たわっており、それ見逃したことが悔いが残る。・・・少し靴をぬらした。頭を使った楽しい山行であった。 もどる