2017 山行報告

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継子岳、乗鞍大日岳、小津権現山


継子岳

・4月23日、快晴
・四方山

 場所  往路  復路  標高
マイアスキー場P 8:10 15:00  1570
尾根取り付き(ゲレンデトップ) 10:20 14:35  2140
 森林限界 11:40  2480
 稜線 13:15  ・ 2836 
 山頂  13:20 14:00  2859
 滝場
 ・ 14:30  2250 




   
 九蔵峠展望台から、畏敬の念を抱かされます。左奥:剣ヶ峰、中央:摩利子天、右端:継子岳。  マイアスキー場を出発します。シーズン終了したゲレンデは雪が多く、最初よりスキーで進めます。
   
 ようやくゲレンデトップが見えてきました。 2140mのゲレンデトップから2500mまでが 樹林帯になります。今年は雪が多いため林間も広々しています。シールに雪が付き下駄になり苦戦をします。
   
 森林限界2500m過ぎました。右の谷部にトラバースします。  右岸尾根より谷部に降りる。
   
 直下の鞍部がめざすところです。2500m付近はクトーがささりますが、直下はクトーが食い込まず、強く踏み込んで何とかかかりました。  山頂からの剣ヶ峰と噴煙、祈ります。
   
 乗鞍岳、剣ヶ峰と手前に大日岳、見事な景色です。  山頂から鞍部へスキー滑降しましたが、カリカリバーンはシュプールは付きません。要注意です。
   
 2600m付近からクラストバーンからザラメに変わってきました。これからの進路です。↓がゲレンデトップです。 表面がうっすら融けているだけで下はアイスバーンです。今季初のびびり、ゆったリターンです。
   
 ようやく少し緩んできました。少しターンがしやすくなりました。  谷部に入り、2500m以下は締まったザラメ雪で快適滑降となりました。
   
すべすべ斜面を行きます。   標高が高いゆえのきめ細かなザラメ雪。
   
何の変哲もないようですが滝部です。右の尾根部をまいて降りました。   今度は左の尾根をトラバースしていくと登りの尾根ルートに合流します。
   
 第2の大きな滝が次に控えているようですが谷部から離れて尾根に戻ります。  5分もするとゲレンデトップにつきました。バックは乗鞍岳です。
   
 貸し切りゲレンデをはるか先までたっぷりと堪能します。  寒いため雪が締まっています。
   
登りルートを描いてみました。直下はカリカリバーンに緊張を強いられました。   殆ど削られない雪質です。
   
支えてくれたギヤと私、そして中央から継子岳、摩利子天、剣ヶ峰。感謝です。
 

乗鞍大日岳

・2017年5月5日 曇り時々晴れ

・メンバー:四方山

・行程


場所
往路 帰路 標高m
  2015年  2017年  2015年    2017年  
野麦集落上P 6:20   6:20 17:00  16:50 1380
岳谷右岸尾根麓地点 7:30   7:40 15:40  15:50 1662
スキー着・脱  ・      8:00   ・    15:30 1730/1745
(迷いやすい)屈曲点       8:43  ・    15:15 1862
森林限界 11:15 11:00 14:30  14:25 2358
大日岳取り付き地点 12:30 12:50       ・ 2853
大日岳 13:30 13:40 14:00  14:00 3014


   
 岐阜を2時半発です。乗鞍岳南西方向に位置する阿多野郷集落からの大日岳は素晴らしい。  林道出発後25分、正面に大日岳、右後方に剣ヶ峰。
   
 旧登山道はブッシュと笹におおわれることがしばしば、痛めた膝靱帯が気になります。  雪が出てきてもつながる気配はありません。
   
 岳谷右岸尾根麓地点:ここでスキーをつけられないと・・・先行き心配になります。この笹通過にも泣きそうです。この後20分ヤブ漕ぎ状態が続き、大日岳に本気で来るのか試されているようです。このあたりまでシラカンバ林が続く。 迷いやすい屈曲点1862m下のの樹林帯 波打つ雪面と枯れ枝、帰り滑り大丈夫かな、マイナス思考に陥りがちです。
   
迷いやすい屈曲点1862m上の樹林帯、岳谷滝の音が聞こえるあたりは樹林が密です。  標高を上げるにつれてオオシラビソ樹林が疎になってきます。
   
 ダケカンバの灌木を森林限界にして雪原に飛び出す。  登路を振り返ると森林限界のダケカンバ見えます。
   
 振り返ると御岳山です。継子岳もよくわかります。左がマイア、右がチャオスキー場です。 大日岳と剣ヶ峰ひょっとしたら13時着かと思いましたがさらにかかります。 
   
 残り標高差200mくらいです。曇りの中に陽が時々差します。  写真タイムは15分進んでいます。山頂付近が見えます。
   
 右を見れば剣ヶ峰の高さに匹敵してきました。  数年前の祠は、自然の猛威にさらされて、跡形が申し訳程度にしか残っていません。
   
大日岳と剣ヶ峰のツーショット?です。   南面大斜面。
   
新雪が15㎝ほどあって布団の上のようにふわふわして滑りにくいです。   凹凸もありけがをせぬように、慎重に滑ります。
   
 プラトーに入りました。  御岳を正面にして、プラトーが続いた先に、第2の滑降斜面が森林限界まで続きます。
   
 プラト-から山頂の見納めをします。  第2斜面をとばしたいところですが、慎重にいきます。
   
 少し波打っていますが、操作しやすい雪質です。 標高 1745mの旧登山道野麦への案内板です。樹林帯は木にぶつからないように大回りを基本に、GPSでチェックしながら写真を撮る余裕なく降りてきました。ここでスキーを担いで後半のヤブ漕ぎと林道歩きの試練の1時間20分の始まりです。
   
 下降の滑りと歩きが約1.5時間というのもGWならでは。ドアtoドアがなつかしい。シラカンバの中を進む。この後も笹押さえの雪が融けて笹がたち通過に難儀すること数回を通して無事完了。残りのGW楽しむぞ。  


小津権現山

・2017年5月21日 晴れ

・メンバー:四方山

・行程


場所
往路 帰路 標高m
杉谷林道終点P 8:20 12:00
448
高屋山 9:25 11:30 956
山頂 10:25 11:00 1158

   
 きれいに整備された登山口。  新緑のミズナラ林とブナの混合林の中、歩きます。
   
新緑のトンネルは体によさそうです。   頂上に見えますが、前衛峰です。
   
 前衛峰をすぎると本峰が見えます。  濃尾平野の大垣方面が見えます。
   
 左に雪が付いた能郷白山が、右奥に写真ではぼんやりですが雪がしっかり付いた白山が見えます。  帰路、高屋山956mを眺める。
   
小津の最終集落を望みます。   正午に下山できました。全6台人気の山です。