2017 山行報告①

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伊吹山・丁字山・霊仙山・野伏ヶ岳・銀杏峯志目木谷


伊吹山

・1月28日
・四方山

 場所  往路  復路  標高
伊吹山駐車場 8:00 13:30  200
1合目 8:45 12:45  405
3合目 9:30 12:30  770
山頂 11:30 12:15 1377




   
 駐車場出発後の上野集落から見える伊吹山。  1合目までは壺足で歩きます。ここからスキー装着です。
   
 振り返ると琵琶湖も見えます。 3合目ではその全容が目に飛び込んできます。
 
 登山者の列がお見事。  七合目付近からコルを望む。
   
 山頂。外でコンロを使える程度の微風。  ドロップポイント。
   
上部パックスノーでしたが、午後の滑降のため、場が荒れていました。   1合目ゲレンデをかっ飛ばして終了です。

丁字山(ちょうじやま)

・2月19日
・四方山

 場所  往路  復路  標高
県道脇250mP 10:10 15:00  250
旧ゆうらんど入り口 10:40 12:30  280
尾根合流 12:00 14:10  650
山頂 13:30 14:00 1011



     
カメラを忘れたので9年使用のガラケーにて撮影。レンズもひび割れがありで画像は見苦しい。先行者の膝上ラッセルであって10:00発(寝過ごした)でも山頂に立てました。感謝。 雪模様80%で一時陽が差しました。  山頂で一時陽が差したかと思うと雪に急変です。
 今季初めて新雪深雪を楽しめた。転倒すると起き上がるのが困難なくらいの新雪なので慎重に滑る。急斜面ほどスキーが浮き上がり、スキー操作もスローモーションのように可能だ。これぞ新雪の真骨頂とうものを味わうことができた。    
 雪が舞いだし視界が悪くなる可能性があるため急ぎ滑降しました。旧スキー場から山頂方面を望む。  道路でもストックがすべて入ります。約1mの積雪



霊仙山

2月19日(日)
四方山

 場所  往路  復路  標高
今畑P 8:00 15:15 295
落合集落 8:30   14:30/15:00 356
笹峠 10:15 13:40 700
近江展望台 11:30 13:00 1034
霊仙山最高点 12:00 12:15 1094


   
除雪はしてありますが、無雪期の駐車地より手前に置く。  落合集落で50㎝ほどの積雪。
   
 笹峠への北面谷部を登りますが杉の枝葉が落ち、下りに心配です。  進退窮まり、右岸へ渡渉。
   
 右岸も急斜面となりクトーを付けて、安全に通過する。  笹峠へのルート取りを誤り、体力と時間20~30分ロスしたようだ。近江展望台方面への登り。
   
登りにおいては、雪面に出た岩が問題になることはありませんが、滑降ではガリッをやってしまいます。  近江展望台中腹部から下部を望む。
   
 展望台からの稜線と霊仙(りょうせん)全容。中央が山頂、中央左が最高点。  稜線歩きは楽しい。ちょっとした雪庇です。
   
 琵琶湖と長浜市付近。下界は晴れているがここは曇り。  さすが風の通り道の霊仙山。最高点直下、雪が吹き飛んで地が現れています。
   
 来訪者は私を含めて8人だったようです。  強風のため、食事は後回し、すぐに下降にとりかかりました。中央が近江展望台のピークです。
   
 登山者と相前後して進みます。彼女は大洞谷出合いで会い・・・・つまり汗ふき峠にもどる周回コースをいく強者です。  山頂付近にガスがかかってきました。
   
 笹峠への大斜面。隠れ岩に要注意です。1回やられました。  笹峠からの北面の谷、風で雪が吹き飛んでスキー板泣かせの斜面です。
   
上部は雪と杉の枝葉と倒木ミックスのカリカリは、下部はズボズボで難度高い雪質でした。  

野伏ヶ岳

2月25日(土)
四方山

 場所  往路  復路  標高
白山中居神社P 8:30 14:45 693
牧場跡 13:15/45 1070
ダイレクト尾根基部 10:30 1175
山頂 12:30 13:00 1670




   
 7時半出発予定が降雪と雪天のため車内で1時間待機。青空が少し見え始めた8:30発。  積雪は1.5m~1.8mある。
   
 林道途中は杉林の粉雪が風に舞い幻想的だ。  大黒山南鞍部を下ると山頂が顔を出す。
   
 ダイレクト尾根中間部、灌木がなくなり気持ち良い。  クトーか靴アイゼンでないとスリップしそうな斜面。
   
 東尾根との合流地点、先頭になってしまった。  一瞬陽射しがあり山頂が光った。
   
 雪の舞う中記念撮影。視界は悪い。  南西方面はかろうじて見えた。
   
 これから滑降する尾根上復路。。  中央ルンゼは、先行のボーダートラックにて荒れた模様。ぜいたくは言っていられない。ワンタッチ補正を入れると写真は実際より鮮明になる。
   
 右上の写真で補正を入れない実際の色は雪天のためこのように暗いです。  下部の台地上を軽快に滑ります。
   
 午前の陽射しは何処にいったのやら?予報通りの冬型模様です。  駐車地までくると青空が見える。ともに付き合ってくれたギヤに感謝。



銀杏峯志目木谷左俣

3月4日
四方山

 場所  往路  復路  標高
宝慶寺駐車地点 8:10  430
前山 10:10  1161
 山頂 11:45 12:25  1440
台地(合流地点)  12:50  827 
 水車小屋 13:45  380 



   
 カリカリ斜面ですがでクトーはフィン付きで確実に止まります。  前山付近、前夜の新雪が5㎝ほどあります。
   
前山から山頂方面を望む。   翻って北方面大野市街。
   
山頂付近、氷化の世界です。   山頂は10人ほどの銀座です。
   
山頂と荒島岳とマイスキー。 12:15には皆下山にとりかかりました。  最終出発で志目木谷源頭部西斜面からへ入ります。
   
 志目木谷左俣を俯瞰する。赤が右俣合流台地です。 源頭部 氷ブロックはいたしかたない。けがせぬように。
   
 上部は新雪30㎝で予想外の春の贈り物です。  中間部は一部狭くなりますがその後は・・・うふふです。
   
その後のうふふ斜面。グランドテートン太板をもってこればさらに幸せだったかもしれないという仮定の話はやめましょう。   後半も絹のような雪面があります。
   
 志目木谷はいろいろな要素が凝縮された谷だと思います。後半部です。  今回は谷割れはなく手前からスムーズに右岸の台地に乗り上げました。
   
 登り返しなしで台地上部に移行する。  春の雨天後の1~2日の冬型気圧配置のあとでも降雪があるので、うれしいのですが気をつけなくてはいけません。
   
 第2の課題(お楽しみ?)は渡渉地点を確実にすることです。台地から右岸沿い滑ってくると小沢がありますが渡らずに志目木谷を左手にみて下ると対岸に林道終点スペースが見える位置に来ます。斜度が緩く安全に降りることができます。  スキーを投げあげ、もう少し下部で渡渉しました。
   
雪壁を避けて5m下りました。木につかまってよいしょです。  無事スペースもどりました。
   
渡渉地点の詳細。台地からは谷を左手に見ながら、林道終了スペースが見えるところまで来ると、おあつらえむきの緩斜面があるのでそれを下れば無駄がありません。   今回、林道は新雪が殆ど無くアイスリンク状態で水車小屋までスウーッと来ました。