2016山行報告

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野谷庄司山白谷左俣(のたにしょうじさん)


野谷庄司山白谷左俣

・3月26日
・四方山

 場所  往路  復路  標高
馬狩料金所P 7:30 13:15  760
赤頭山 10:20  1600
 山頂 11:30 12:15  1797



   
 白谷左岸は雪が切れていますが右岸は陽が当たらないのでドアツードアで行けそうです。  右岸入り口、昨年は4月第2週で背丈以上あったので、少ないね。
   
 1時間要してようやくなだらかで開けた尾根になってきました。  標高1300m付近で急に樹林がなくなります。
   
 振り返ると自然学校が見えます。  見える先行者は4人、尾根の左下の谷から登って来たようです。
   
 馬狩庄司山(右)と鶴平新道尾根。美しい。  白谷左俣を2人が登ってきます。もう2人が滑走準備中です。
   
 野谷~馬狩稜線から西に野谷庄司山頂が鎮座します。  山頂に3人山スキー屋とハイカー1名です。
   
 風も少なく落ち着きます。下で待っていた仲間から白谷で大きな雪崩があったと電話があったと聞いておっかなびっくり、行って確認して下降方面は考えましょう。  白谷は積雪10~15㎝で急斜面をスキーで切ると表層が雪崩れ(流れ)ます。一度切って雪を落としてから滑ります。または台地上を下降します。
   
 右上に表層の雪崩の跡が見えます。この辺りは斜度が小さくなり殆ど表層雪崩は起きません。  下部を見通す。季節外れの新雪湿雪です。
   
 自分のシュプールはどれかわかりません。先行者はうまい滑りをしていました。  中間部はデブリ地帯なので安全にいきましょう。
   
 狭い谷部に入ります。  ここは階段下り。クラストしていないのでスキー操作は楽です。
 
 2箇所滝の穴があいていたので、脇を慎重に下ります。昨年はもちろんありませんでした。  先の穴は、下から見ると単なる岩(中央上)に見えるのですが、雪の少ない今年は用心です。
   
 雪が少ないのとデブリで谷底は滑降不能、斜滑降で腰が痛くなります。  右俣との出合い。
   
 この堰堤で 初めてスキーを脱いで雪島へ渡ります。  その後は右岸ザラメ雪を気持ち良く道路まできて完了。後ろは登りの尾根。
   ☆
 野谷庄司山は銀杏峯と並んでよい山です。