2012 山行報告

bQ            

小荒島岳毘沙門岳銀杏峯志目木谷、越前甲経ヶ岳


経ヶ岳(きょうがたけ)1625m 福井県

・2012年3月20日 晴れ後曇り

・行程:   

奥越少年自然の家P 7:30 14:30 610m
広域農道出合い 9:00 13:40 880m
杓子岳 10:30 13:20 1451m
切窓のコル付近 11:15 12:45 1406m
経ヶ岳 12:00 12:30 1625m

・メンバー :Uさん、Sさん、Gさん、山ごろ氏、四方山


   
 少年自然の家ののどかなグランドいく。  林道は二か所きれていました。
   
 軽い渡渉です。くるぶし以下なので濡れることはありません。  台地上は気持ちよく行きます。後方は部子山方面か。
   
 杓子岳直下の登り、かなり氷化していてスキーアイゼンでギリギリという感じです。  杓子岳の稜線へ飛び出すと絶景です。
   
 杓子岳です。この寒さですので、スキーアイゼンで正面の経ヶ岳登れるでしょうか、気になります。 真っ白な経ヶ岳に登らせてもらえるように祈ります。
   
 山頂へ続く北尾根と北面。  山頂です。Gさんはかかりの浅いTLTクランポンのみで北尾根よくぞ登り切りました。
 
 山頂北面カリカリ斜面ををぶっ飛ばすGさん。  切り窓のコルに向けて滑降下降する山ごろ氏。
   
 第2ステージ、杓子岳からの大ゲレンデを自在に滑る。  杓子岳からの程よくゆるんだ急斜面をいくSさん。
   
 広域農道出合いで本日のメインは終了です。  宿谷川渓流に沿ってアドベンチャースキーです。
   
 朝、Uさんが渡渉した箇所です。大石の間にブーツを置けば滑らず対岸へ行けます。  のどかなグランドを滑ってフィナーレです。


越前甲 (えちぜんかぶと)1319m 福井県

・2012年3月10日 曇りと霧

・行程:   

場所 往路 帰路 標高
横倉集落P  7:30  13:00  420m 
八反滝前P  8:00 503m
東尾根鞍部 9:30 12:30 985m
越前甲 10:30 11:00 1319m
登り返し地点 11:20/12:00 850m

・メンバー:山ごろ氏、Iさん、四方山



   
 例年よりはるかに雪が多い。駐車地点で1mほど。  今回は林道もまったく切れていません。
   
 Iさんは、体育学部出身だけあり、山スキー4回目にして私より歩きが速いる  峠へ向かう標高900m付近から暗雲ならぬ白雲ガスが立ちこみはじめていました。
   
 台地上の木に赤布が、積雪4〜5mあったにちがいありません。現在約2m積雪。  ガスの中東尾根鞍部に向かってトラバースです。
   
 積雪が多いため、東尾根のヤブが少なくアイゼンをきかせてぐいぐい登りました。尾根上一部クラストで緊張を強いられる箇所もありましたが無事山頂です。今年初使用の目出帽、強風と寒さにおののきます。 ガスの北面谷、デコボコクラスのト急斜面をコブのエキスパートのIさんはアグレッシブに攻め下る。
   
 これより滑りやすい緩斜面が続きます。  滝場を回り込む山ごろ氏。
   
 北面の谷滑降転換点、ようやくラーメンタイムですが、まだ寒い。  東尾根鞍部まで15分のシール登行
   
 林道まで長〜いお楽しみゲレンデです。  台地末端から国道まで滑り降ります。
   
 落とし穴に気をつける。  国道まっしぐら、勝山市は晴天です。
 
 明るい陽射しの中、2番手以降はスキーがよく滑る。  13:00に到着 冬と春が同居していた1日でした。
   
   

銀杏峯(1440m) 志目木(しめき)谷左俣   福井県大野市

・2012年3月11日 ガス、曇り後雨

・行程:


場所
往路 帰路 標高m
水車小屋前380mP 7:15 13:15 390
尾根取り付き        8:15 590
稜線 10:20 1270
銀杏峯山頂 11:30 1440
志目木谷左俣 12:00 1380
右俣出合い(昼食) 12:30 790

・メンバー:Hさん、Iさん Tさん、四方山



   
 山スキー3回目のIさんも初参加。  植林帯を進むIさん。
   
 この頃から東方面にガスがはいって雲行き危うし。  稜線へもう少しのあたりでガスに捕まってしましました。
   
 夕方までもつだろうと思っていた天気は11時で早くも崩れはじめました。  山頂は私たちを含めて3パーティーでした。こりゃ寒いわ。
   
 志目木谷(しめきたに)はGPSで慎重にルート取りです。  かっとばすHさん。
   
 標高900m付近から斜度が緩くなります。  私は靴と板が新調のためテールがひっかかってうまく滑ることができませんが、他のメンバーは快調そのものです。(Hさん)
   
 Iさんはゲレンデでコブ中心にやってきたため余裕の滑り。  ほっとするラーメンタイムです。
   
 今年は雪が多いため志目木谷は埋まり、簡単に右岸へわたれました。  登り返しがなくて快適快速滑降です。
   気温が上がらず林道も氷化状態、高速で水車小屋に到着。小雨が降り出しだしました。天気予報とは異なり山の天気はほんとに早く崩れました。

毘沙門岳(1385m) 岐阜県県郡上市石徹白

・2012年2月19日 晴れ

・行程:


場所
往路 帰路 標高m
県道標高730mP 7:30 16:10 730
尾根取り付き        8:20 823
稜線 10:30 1168
山頂 11:40 13:10  1385
東面滑降終点 13:30 1080
スキー場ゲレンデトップ ・  14:30  1186 
伐採地   15:00   

・メンバー:山ごろ氏、四方山



   
 県道から入ります。  林道から尾根にとりつきます。
   
 当初の滑降予定の源頭部と谷が、正面左に見えてますが、ヤブが濃いな〜。  ここまで林道が延びているではありませんか。野伏ヶ岳、薙刀山、日岸山の連山がお見事です。
   
 山頂です。先着の岐阜ケルンOB混成パーティー8人は北面にウハウハとパウダーシュプールを10本近くつけていました。(山ごろ氏提供)  山頂から東面トップまで一滑り。
   
 右の北面ラインを1本滑った後、昼食、帰路は左の東面をとりました。  東面トップから滑降ラインを描く。
   
 雪煙を上げて滑降する山ごろ氏。  絹のような雪面をいきます。後方は鷲ヶ岳方面。
 
 植林帯手前までまで行こうと思います。  東面でも北面と遜色ない新雪粉雪です。
   
 1201mの稜線をめざして標高差100mの登りトラバースです。  粉雪3度目は山ごろ氏がグーグルアースで見つけた伐採地スペシャルゲレンデ?
   
 この右岸尾根の純白が、登路から目立っており帰路のコースにあいなりました。  私は、谷間を滑らせてもらいました。
   
 予想以上のスペシャルゲレンデに笑みがこぼれます。  林道とおぼしき形跡・・・・これですんなり国道へ出れば申し分なし。
   
 林道は消え、つかまりました。県道まで30m見えてます。、ここより降りて対岸へ渡ります。  倒木に雪が乗っかかった幅50センチのおっかないスノーブリッジ。水深は浅いので何とかなります。
   
 また小谷があります。30m上流まで行けばつながりますが、山ごろさんジャンプ一発で対岸へわたりました。  法面を登ったら県道です、長旅ごくろうさま。
   おまけ:先着岐阜ケルンOBパーティの北面シュプール(山ごろ氏撮影)



小荒島岳(こあらしまだけ)1186m 福井県大野市

・2012年2月11日 晴れ

・行程:


場所
往路 帰路 標高m
旧勝原スキー場P 8:00 15:10 340
リフト終点          9:15 690
シャクナゲ平 11:30 1204
小荒島岳 12:15 13:15  1186
林道出合い 13:40  670 
国道158  ・  14:15  310 

・メンバー:山ごろ氏、四方山

   
 スキー場跡をトップでくるぶしラッセル。   後続者が追いついて先を行きます。
   
リフト終点では経ヶ岳が後方(北)にそびえます。これ以降は私たちが山頂まで、靴〜脛ラッセルでいきました。  雪と樹林の回廊を靴ラッセルでいきます。
   
 11:30 シャクナゲ平まで3時間半、しっかりかかりました。後ろは百名山の荒島岳です。  シャクナゲ平からこれから進む小荒島岳、30分はかかるにゃ〜。
   
 後方の荒島岳山頂にガスがかかりはじめました。  ピラミダルな山頂ですが。やぶが濃いです。
   
 12:15 山頂です。大野市を一望してからラーメンタイムです。  山頂からの北東急斜面は疎林だ。
   
 北東急斜面の我がシュプール。このまま滑っていくと  左へトラバースして一のカラ谷源頭部へ入り込む。
   
 一のカラ谷、大パウダーを浮き上がって滑る山ごろ氏。  気温が低いため、パーフェクトなパウダーが標高差500mは続きました。こんなことは稀です。
   
 一のカラ谷は直線的なので見通しがききます。  後傾姿勢でターンをきめていく。
   
 斜度が緩くなっても直線的に滑れば浮き上がってきます。  林道出合いにある小屋180pはあります。
   
 林道へ入らず右岸を滑ってきました。  林道に出会うとフィーナーレです。
   
 林道を外して平原(畑、草地)を国道にむかって 最短コースを取ります。  14:15  国道157 おもしろいルート取りでした。