2009年山行報告へ

伊吹山@伊吹山A日照岳木無山大日ヶ岳がおろピーク薙刀山〜日岸山、シッタカ谷右岸尾根1402m                              

シッタカ谷右岸尾根1402m  岐阜県

2009年2月22日  小雪
日程: 駐車場 568    8:30/14:00
     右岸尾根1402  12:10/12:50    
     

メンバー:山ごろさん、遊び大好き人間、森

@前日までの積雪で30〜40pの新雪。 A植林帯の中、広くて程よいスラローム。当初はここを滑ってくる予定でしたが・・・ 1150mより右手の沢へ滑り込みました。
B沢源頭部へ遊び好き氏は大胆に入り込んでいきます。 C山ごろ氏もトップを浮かせてGOです。
D腿までしっかり埋まる深雪です。 E途中で段差につかまり右岸をトラバースです。
F再度、沢に戻って狭い谷部を進みます。 G湿雪ですが新雪なのでどこでも滑ることができます。
H急斜面ですが直滑降でもブレーキがかかるほどです。 I抜けきって林道は目の前です。

 天候が完全冬型、寒気の南下でこれまた厳冬期の装いであった。荘川付近は青空がちらほらだったのが、白川村は鉛色の雲、雪は降り出すし、1400m付近はガスも出てきた。明日が岐阜ケルンの総会なので、今日は天候が良くないことを承知の上で登り始めたがこれほどとは。たぶん野伏ヶ岳あたりでは青空がでているかもしれない。脛ラッセルが続き、1400付近で終了、やはり私のスタイルとしては山名がついている頂に達したいという気持ちが強いことを確認できた。これまでの山からみると三角点の山頂より山名がついている三角点の方が展望がよいと思う。そして最終目的も薄れよう。しかしながら遊び好き鈴木氏の提案で沢滑降は迫力があった。何より膝上の新雪深雪だから重いがやはりパウダーだ。スピードに乗れば浮き上がってくる。急斜面も程よくブレーキがかかる。今回はかかりすぎかな?それでも雪が良くくっついていて、なだれの懸念は少なく、けれどもおどおどしながら沢筋をヒヤー、ウヒャーと叫んで下りていったのであった。

薙刀山〜日岸山  岐阜県

2009年2月15日  晴れ
日程: 駐車場        736  7:10/15:20
     和田山牧場    1100  8:40/14:50    
     薙刀平取り付き 1250  9:40/13:20
     薙刀山       1659 11:10/14:40
     鞍部・昼食    1471 12:55〜13:15
     日岸山       1679 12:15/12:20   

メンバー:山ごろさん、牛丸さん、小野ちゃん、詫間さん、森

@2〜3箇所雪が切れる。硬いので担いだ方が早い。 A和田山牧場、ひろとろさん、Kyu様,Tokio軍団の皆様もいっしょになり賑わし軍団が成立です。
B野伏ヶ岳は立派ですが正面ルンゼはデブリが多く滑りにくそうです。 C薙刀山への最後の登り、思い思いのルートでルンルン気分です。
D薙刀山頂では一同会しました。厳冬期の春好き、春スキー。思わずポーズをとってしまいます。 E薙刀北面はエッジをきしませながら滑降できる程度の楽しい堅斜面です。これもよかったな〜。正面は日岸山。
F日岸山はもうそこです。 G薙刀山を背に余裕の牛丸さん。
H感無量、言葉がありません。後ろは白山別山。 I薙刀山へ登り返す。クトー無くても登れます。
J薙刀山から薙刀平へ一気に滑り込む牛丸さん。
K薙刀平は疎林の快適大斜面でした。

 山スキーに合う山は天候が良ければやはり素晴らしい。前の週にObaさんが素晴らしいと言っていたところである。これまでは薙刀山〜野伏ヶ岳の周遊コースで野伏ヶ岳の正面ルンゼの急斜面を楽しんでいたが薙刀山〜日岸山コースの方が何度も楽しめると言えると思う。景色は全コースにわたり変化があり、そして日岸山からの滑り込み、薙刀平への滑り込み、和田山牧場への滑降と
たっぷり滑れて、まさに山スキー天国でした。

日照岳北方ピーク1746m(がおろピーク)  岐阜県

2009年2月7日  晴れ
日程: R156スノーシェード脇P   700m   8:10/14:40
     難所               1372m 10:30    
     ジャンクション、        1463m 11:10/13:20
     山頂              1759m 12:10/13:10
     右岸へ行って左岸へ    881m  14:20   

メンバー:山ごろさん、森

@雪が締まっていて壺足でいく。 A難所の中、やせ尾根です。
B壁です。この下部は木がないのできがぬけません? C1463mからは穏やかな稜線歩きですがこれが長い。
D山頂にて、背景はお世話になっている日照岳です。 E快調に新雪をとばす山ごろ氏。
Fジャンクションから谷部へフォール イン。 G谷が狭まるとデブリ天国です。
Hもはやスキーでは歯が立ちません。脇をトラバース。 Iスキーは、こんな急斜面をトラバースできるものですね。
J最後の堰堤を階段下りするとフィナーレは近い。 K下降してきた谷をバックにおめでとう。感謝です。
Lスノーシェードから駐車地点まで滑り込む。

 いやはやすごいコースである。行きも帰りも手強い。結構大勢の山スキー屋がパウダーねらいで入っているがおろピークであるが、正式名称がないのであまり気にしてなかったが、昨年山ごろさんが入っているので、また前夜に新雪も降ったと予想されるので期待して入った。10分ほど前に関西からのボーダー4人パーティーがはしごを登るのが、駐車地点から見えた。
 壺足で快適に登るがいよいよ難所へ、壁あり、やせ尾根上り下り、緊張を強いられる。クライミングをしている山ごろさんは私ほど戸惑わない。昨年は深雪の難所ををスキーで突破したそうな。スノーボーダー一団は足跡も1本でなかなかうまいコース取りをしておられるようであった。さて滑降はデブリランドまでは新雪滑降。しかし20p下は氷化している。そこからは忍の滑降と言うよりかっこの悪い下降であった。スキーを脱いだ方が早かろうと思ったが、山スキー屋のささやかなプライド?で脱ぎません。こけまくりながら、けがをせずもどって来ることができました。仲間に感謝です。この感動は荒島岳橋架谷を滑り終えたときのような気分です。

大日ヶ岳 1708m 岐阜県

2009年1月31日  晴れ
日程: 駐車場     13:00/17:00
     ゴンドラ終点  13:30    
     山頂      14:30
     前大日     15:45

メンバー:森 

13:00 駐車場発の林道を行く。 13:40 ゴンドラ終点から10分で稜線へ。
13:50 前大日から山頂を望む。 14:30 山頂は一人の静かなとき、いえ強風の中です。
14:50 表面クラスト、なか最中のとても難しい雪質です。 15:45 前大日からかます谷枝谷へ滑り込む。
16:00しぶとく滑って標高1100m付近でゲレンデに戻る。

 息子の名岐駅伝応援のため、日曜日のケルン山岳会の仲間の猿ヶ馬場山行を見送り、土曜日に大日ヶ岳に直行する。ああ行きたかったな〜。やはりゴンドラ送迎はむなしい。気を取り直して山頂へ向かうと完全に冬型の天気だ。北の荘川方面は曇ってきてもう時雨れているのがわかる。数時間後はこの近辺も雪になるであろう。おかげで今シーズン最難関の雪質となる。もなか雪である。表面を割りながらレールにはまらないようにジャンプするがスキーは別々の方向へ。脚力とバランス、ジャンプのタイミングと総合力が要求される雪質である。前大日からは雪が柔らかくなりスキー操作が容易になった。  

 

木無山1402m  福井県

2009年1月25日  晴れ
日程: 長倉林道P      551    8:40/15:30
     林道終点、スノブリ 792    9:15/14:50    
     木無山        1328   11:50/13:45

メンバー:山ごろさん、詫間さん、おのちゃん、森

@長倉林道を行く。ブナの会の先行ラッセルありがとうございます。 A林道どん詰まりで左の尾根に取り付きます。ブナの会パーティは100mほど下流で徒渉。
B山スキー屋は簡単にはスキーを脱がない。股裂きに気をつけて、山ごろさん。 Cヤブヤブ尾根の途中でObaさん、 YAMADAさんらが岐阜ケルンに追いつく。別に競争ではありません。
Dきれいなブナ林に雪がかぶっている。 E山頂は木がない木無山。
Fおのちゃん、山頂に悠然と向かう。 G山ごろさんが北面に滑っていって待っていると天気が怪しくなる。YAMADAさんが福井の雪空がもどってきたといっていました。四方山(森)
H上部は軽い新雪軽快滑降、中間部は写真のようにブナと灌木スラローム技術滑降、下部は植林とブッシュの筋トレ滑降でした。

日照岳  1751m  岐阜県

2009年1月18日  曇り
日程: R156P       770m   8:00/13:00
      鞍部        1150m  9:00
      ジャンクションP 1500m 11:00
      山頂       1751m 11:26/12:10                   
    
メンバー:山ごろさん、詫間さん、森

@国道脇60pの積雪はあり安心です。 A1000m付近でひろとろさん、みれさん、Kyuさんといっしょになり、きんかんや福井の山の情報をいただきました。
Bここはいつもはカリカリになり少し危ないところですが、今日は深雪でおっとりしています。
C山頂近くになるとガスも出てきました。
Dkyu様と記念撮影です。山頂ではテンションが上がっています。 E山頂から深雪を楽しむ山ごろさん。
F鞍部からの谷部へ滑り込みも快適そのものでした。

昨日のラッセルのおかげで膝ラッセルも高速道路になっていた。したがって5時間ほどかかりそうな行程がなんと3時間半でついてしまった。そして下りも多少雪面の荒れはあったものの、コースを選べばノートラックを探せるし1160Mからの谷部への滑降は新雪、深雪で、久しぶりの浮遊感覚を味わうことができた。


伊吹山A 1377m  滋賀県

2009年1月12日  曇り
日程: 一合目駐車場 411m   7:45/13:10
     三合目     754m   9:15/12:40    
     山頂      1377m  11:15/12:00         

メンバー:山ごろさん、森

@3合目近くになるとすごい霧です。 A3合目休息中に見通しが良くなりました。
B7合目付近、あいかわらずブッシュはすごい。オバマ? C山頂はまたまたガスです。
D8合目からは明るくなってきました。山ごろさん。 E雪深は5p。板をやられました。

伊吹山@ 1377m  滋賀県

2009年1月4日    曇りとガス
日程: 一合目駐車場 411m  10:40/15:00
     三合目     754m  11:30/14:40    
     山頂      1377m  13:30         


 

@1合目で5pスキーを担いでいきますか。 A斜面は草まるけ。
B7合目からはガス状態。 C9合目の滑り出し、草付きは痛いな。
D5合目にくると晴れてきました。 Eいつものわんちゃん、登山者に愛想がいいです。

滑り出しは50pの積雪、今年の初滑り。しかしビンディングがきちんと締まっていなくて9合目滑り出しで転倒、外れてスキーが潜って探すことに。後続のスキーヤーが1.5m上の雪面にトップが出ていることを教えてくれる。反省、反省。新雪は浅くても流れ止めが必要です。特に急斜面深雪では、取りに登り返すことが不能になる可能性もあります。伊吹はいつもいろいろなことを示唆してくれる山です。

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