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2007年 ハイク

花房山、貝月山屏風山能郷白山T能郷白山Uブンゲン蕎麦粒山


花房山 はなぶさやま  1189m   岐阜県揖斐川市      

・2007年4月15日  晴れ
・日程 : 廃寺前駐車場 235m  10:15/14:50
      尾根上      790m  11:15/14:15
      山頂       1189m  12:20/13:40    
         
・メンバー:森

@廃寺東には「古里の碑」が設けられた。 Aこれは「ゆずりは」かな?
B木の幹の道祖神のようでした。 C790mからの花房山とこぶしです。
Dいわうちわでしょうか。群落で咲いています。 E山頂手前から冠水中の徳山ダムと能郷白山です。
F団体の登山者が下り始め、山頂に静寂がもどりました。 G山頂から見る手前ピークです。
H手前ピークから見る山頂です。 I白山はすごい。GWに考えています。
J能郷白山も前山からびっしり雪がついています。 K250m付近にようやく新緑の気配が現れ始めました。


 2年ぶりの花房山はよかった。何よりも山スキーほどの緊張感から解放されている。仕事のこと、父の入院のこと、息子のこと、25年前この山に友人と初めて登ったこと、今度どこの山に登ろうかなどと、よしなしことを思って登るのもまた楽しや。
 山は早春という装いで芽吹きはまだまだである。そのおかげで葉が少なく落葉樹林帯の見通しが良いので秋から冬のような錯覚にとらわれそうであるが、その陽射しの強さに春を実感する。もう一ヶ月もすると黄緑のトンネルを通ることになろう。
 さて790mからはひとふんばり。徳山ダムは時の流れを感じさせてくれる。冠水が昨年開始である。そして山頂からのパノラマはスペクタクル。北に能郷白山、白山、荒島岳、銀杏峯、部子山、屏風山、雷倉、南に小津権現山、伊吹山、西方に黒壁、貝月山、蕎麦山と飽くことがない山頂からの眺めであった。

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貝月山  かいづきやま      1234m   岐阜県揖斐川市      

・2007年4月22日  雨

・日程 : 揖斐高原坂内ゲレンデ 700m  14:10/15:50
      登山口           934m  14:30/15:40
      山頂            1234m  15:15    
      日越峠          1098m  15:30

・メンバー:森

@揖斐高原坂内ゲレンデを出発します。 A20分で登山口に到着です。
B静寂な遊歩道です。 C誰もいない山頂でポーズを楽しむ。
D下りは霧が上昇してきて幻想的でした。 E日越峠(1098m)は残雪がわずかにあります。
F登山口で正面が登った尾根です。 もどる

 天気が回復したら山へ行こうと思っていたのだが、つまるところ悪くてもの登ってしまった。雨の中、家でじっとしているよりも体を動かしていた方が気分転換になる、日常世界から離れることができると考えたからである。ちと大げさか。
 午後からの登りであったため、のんびりとはならずにあせってしまい、山を楽しむというよりトレーニングという有り様であった。
 今後は、悪天候でも午前発、昼食は山頂という従来のスタイルでいこう。
                                                   


屏風山   びょうぶやま   1354m   岐阜県本巣市根尾      

・2007年5月12日  快晴

・日程 : 越波河内谷ゲート    490m  10:15/15:30 (ゲート〜登山口:自転車)
      登山口(屏風谷出合い) 660m  10:50/15:00
      尾根登り口         787m  11:10/14:45    
      県境稜線          996m  11:45/14:20
      山頂            1354m 12:45/13:50

・メンバー:森


 屏風山への登山意欲は、2006年10月に左門岳へいったときに、西方にピラミッドのようなきれいな三角錐の山を見つけた時に始まった。奥も深いとガイドブックにあったし、実際、地図を見ても峠も越えて・・・で隅の方へ置いておいた山だが、下草も少ない、蛭も出ないこの時期を逃してはもったいないと思えてきた。ここで思い切って実行に移した。
 家を7時半に出て現地9時半到着予定であった。しかしあにはからんや、黒津方面通行止めを想定せずに入り込み、樽見まで引き返して上大須、越波へこんな訳で30分は余計にかかって現地到着となる。車が6台、こんな奥まで好き者はいるものだと思っていたが、後でわかったことだが、登山者は私を含めて3人、他は釣り人であった。
 早速、ゲートから自転車で登山口へ向かう。これほど、自転車が適した林道も少なかろう。斜度が緩くとてもこぎやすい、ダートであるため緊張感もある、そんなわけで、急ぎはしたものの気持ちよくこぐことができた。
 さて特筆すべきことは、この山の特徴である。まさに名は体を表す、屏風のごとく立てかけた山頂は急斜面、笹や灌木をつかんでの登山が大半であり、稜線歩きを楽しむという山ではなかった。しかし山頂では太陽の強い陽射しに耐えながら20万図を出して白山、荒島岳、銀杏峯、部子山、乗鞍岳、御嶽山など多くの山を確認でき幸せの時間をたっぷり楽しむことができた。

ゲート前は車が5台ほどありかなり手前に駐車です。自転車で30分はこぎました。
登山口手前から屏風山が見えました。中央の峰です。
屏風谷に降りたところですが、広くて気持ちがよいです。左岸にはきっちり踏み跡があります。
尾根登り口です。ここからは谷も狭くなるようです。登山道は、すごい急登の連続でこれまで経験した中で一番です。その分一気に高度を稼ぎます。
まずはシャクナゲ、堂々と、ちょっと威張っているかのようにいたるところに咲いています。
たぶんスミレの仲間だと思います。(キスミレ)
タムシバ、においも良いですし、疲れた体に純白はとてもやさしいです。
山頂が見えました。残り200mといったところでしょうか。
暑い暑い山頂、登りで2人の単独登山者と出合いました。やはり物好きです。この奥までくるとは。しかし今と秋がチャンスです。まだ1週前に登った白山が静かに、我が心を騒がせてくれます。山頂からの展望は絶景です。白山の手前には保月や経が岳も見えています。
座ると展望は灌木に埋もれありません。
西方には奥美濃盟主 能郷白山です。
急な尾根を笹をつかんで降りていきました。

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能郷白山T   のうごうはくさん   1617m   岐阜県本巣市根尾      

・2007年5月20日  小雨後霧

・日程 : 大河原P 583m  8:15/13:30(温見峠まで自転車)
      温見峠 1017m  9:45/13:00          
      山頂   1617m 11:30/12:15        
                

・メンバー:森

 天気を期待していった能郷白山でしたが、天候は回復せず。まるで冬型気圧配置に入ったかのような雲行きでした。また暖かい快晴の日に行きたいものです。道路状況は大河原集落で通行止めでしたが、実際は温見峠まで車で入れるようでした。私は大河原少し上流から自転車で小雨の中をこぎ出しました。                                                    

583m地点を出発とする。小雨が降る状態でなかなか出発に踏み切れない。ここからなら標高差1000mはあることになる。
1017m温見峠、車もここまであげることができるが岐阜県側はなし、一方、福井県側は大勢の登山者がきていた。
山頂直下の雪渓です。
山頂は私を含めて10人です。強風を笹が遮ってくれました。午後からの回復予定は厳しそうです。
1350m 温見峠を望むとこの標高付近でがガスが発生しているもようです。これより、以南の峰々は晴れのようです。

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能郷白山U   のうごうはくさん   1617mm   岐阜県本巣市根尾      

・2007年5月27日  晴れ

・日程 : R157駐車地点P 768m  10:15/15:10(温見峠まで自転車)
      温見峠       1017m  10:52/14:50          
      山頂         1617m  12:42/13:40        
                

・メンバー:森


 とにかく晴れの天気は山登りを明るくしてくれる。温見峠まで車があがれることがわかり、家を8時に出発した。温見峠を到着予定を10時としたが、あにはからん、途中で道路工事中、ユンボが道をふさいでいた。もしかを想定して自転車を積んできて大正解、標高差250mを自転車であがってから、ハイクを始める。

@砂利谷から能郷白山を望む。 A新緑のトンネルはいいもんですね。
B1050m、温見峠から登り始めです。 C1400m以上は低い笹ヤブで快適そのものです。
D先週の雪もこんなに小さくなりました。

E絶景です。雄大です。先週はガスの中何が何やらわからず登りましたが、奥美濃豪雪地帯を物語っています。
F山頂の祠から西に向かって撮りました。 G前山の穏やかさは本峰を引き立ててくれます。
H1500m付近の帰路を望む I雲の影が見事に山々に映ります。
J今年は雪不足で行けなかった銀杏峯、部子山
 が何時でもいるよと語ってくれているようです。
K福井の山で忘れていけないのが荒島岳、中央に
  だんだんくっきり見えだしました。
L帰りに猫峠林道から登ったラインが美しく見え
 ました。左端が山頂で右端が温見峠です。

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ブンゲン     1259m   岐阜県 揖斐川市坂内     

・2007年6月2日  晴れ

・日程 : 品又峠駐車地点P 1009m   10:50/15:00
      第 7リフト終点    1203m  11:30          
      第11リフト終点    1219m  12:00
      山頂           1259m  12:30/13:45        
                

・メンバー:森

 3週連続で旧根尾村(本巣市)方面ばかりにいっていたので、気分転換して西方へ出かけることにした。ブンゲン、約28年前、学生時代に初めて沢登りを経験した山である。懐かしい友の顔が目に浮かぶ。花崗岩の河原で沢が妙に明るかったことが印象的であった。そして約20年前社会人になってからザイルをもって山の師匠、村岡氏と沢登りをした山である。今回は坂内村からのコースをとった。林道はなんと品又峠の直下まで入り、ゲレンデリフトが見えていたことが驚きであった。陽射しが強い中で熱中症がが心配であったが、その殆どが県境稜線かその付近を歩くため、適度に風が吹き気分良く歩くことができた。

1009m 
品又峠から奥伊吹スキー場のリフトが見えているではありませんか。ちょっと車で上がりすぎて興ざめでしたが、今日は暑いためこの方が体には良いのかも。
第7リフト終点に向かって歩きます。
1203m
第7リフト終点から望む北方です。正面に蕎麦岳が見えます。行きたい山の一つです。
第11リフト終点からはしっかりしたきり開きが有り、まるで東海自然歩道のようでしした。地元の方の好意によるものでしょうね。
1250m
殆ど、同じ高さの北のピークから見るブンゲン頂上、左に山スキーで鍛えてもらった虎子山(とらすやま)その奥に伊吹山が雲にかかってそびえる。のどかで初夏の雰囲気である。
1259m 
ブンゲン頂上から見る伊吹山と北尾根、国見峠、国見スキー場も見える。かっていった山はみななつかしい、そして友達のようだ。とりわけ伊吹山は美濃かいわいにおいては異色の山容である。
頂上から北東方向にある貝月山。
ブンゲン山頂の切り開きはまことに気持ちよかった。ゆったり一人の贅沢な時間をすごした。
第11リフト終点をめざす。途中で笹のタケノコを少し採りました。タケノコとりに夢中になって山の余韻が薄れてしまわぬように欲たれをいさめました。
品又峠付近から見るブンゲン、今回標高差こそありませんが、暑い中で体力は十分に消耗しました。梅雨の季節にもうすぐ突入です。いつまで登れるでしょうか。

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蕎麦粒山 そむぎやま     1296m   岐阜県 揖斐川市坂内     

・2007年6月16日  快晴

・日程 : 大谷川林道車止めP 380m   9:15/15:20
      林道終点広場     675m  10:10          
      登山口(徒渉点)    680m  10:20/14:30
      稜線           1180m  11:30/ 13:50        
      山頂          1296m  12:20/13:00

・メンバー:森

・GPSトラック

 なかなかの山である。1時間の歩きで登山口へ、稜線からも100m下って200m登るというなかなかハードな一面をもつ蕎麦粒山である。五蛇池山は、山の師匠の村岡氏と25年前に登った。そして15年ほど前に沢登りでケルンの仲間と登ったきりである。
 ひときわ、群を抜いて高い山は近辺の山々からきわだった存在である。先週もブンゲンから大きく目立っていた。ただし遠そうなので早めに出発した。車止めには3台駐車してあったが、いずれも登山者ではなかった。そして登山口までの林道も草が生い茂り、崩落が有りで自転車は使えなかった。奥美濃の中では車止めから遠い部類の山であるが、南に坂内村広瀬集落、北に旧徳山村門入部落が見下ろすことができ久々に大きな山に立つことができ満足行く山行となった。

380m:ここから自転車を考えたが100mでギブアップ。
675m:林道終点広場、26年前ここで釣果を見せ合った記憶があります。
680m:徒渉点を過ぎると親切な案内板があります。
標高1000m付近から見る五蛇池山です。
1180m:いっぷく岩(下)から見る蕎麦粒山はとても近くに見えるが登り返しがある。
1180m:いっぷく岩であるが、陽射しが強くて一服していると日焼けしそうである。
1296m:山頂から見る貝月山(右端)
山頂から見る能郷白山。今年は2回も登らせてもらいました。
北の下の方をのぞくと集落が・・・。あわてて地図を取り出すとなんと門入です。上流部のため徳山ダムの冠水にもかからないことを聞いていましたが、やはり人の気配がします。25年ぶりに訪れてみたいものです。
ガッツポーズ?とても陽射しが強い。
帰路にて、いっぷく岩から降りていく尾根(右へ)をみる。
稜線からの下りは急ですが、その分一気に降りていくことができます。
坂内の中心広瀬集落から見る蕎麦粒山です。帰りに丁子山、湧谷山も登山道があることがわかりました。いつか登りたいです。

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