2009年4月14日準備
4月11日(土)の実家のお祭りカリフォルニアロールに持って行こうと材料を前日に買い込んだが、年度当初の仕事の多さで土曜日朝作ることが叶わなくなった。冷蔵庫で眠る材料を見て火曜日の夕飯とすることにした。
そもそもカリフォルニアロールに出会ったのは、3年前のロンドンの寿司バーである。円錐形の手巻き海苔の中にえび天、アボガド、たまご、てりやきソース、サラダ菜のようなものが入っていてとてもおいしかった思い出がある。日本の寿司に勝るとも劣らずおいしいのである。てりやきソース味が何ともいい味を演出している。それがスペシャルロールかカリフォルニアロールであったか名前の記憶は薄れた。一巻き500円から〜600円したのではないかと思う。そして昨年バンクーバーにいったとき、クレージーロールにはまってしまった。韓国人のオーナーにたずねるとカリフォルニアロールを衣を付けて揚げたものだという。そしてマヨネーズとてりやきソースをお好み焼きにかけるように糸状にかけてあった。これが素晴らしく美味であった。ここまでくると日本人の寿司の発想から抜け出して創作ずしの部類でないかと思うほどである。クレージーロールも食べたいが、原点のカリフォルニアロール、アボガドとサーモン、かにかまとの組み合わせは日本の巻き寿司と形は似ていても食感と味がまさに異なる、アボガドの効果だ。さらに海苔が苦手なアメリカ人が考えたという裏巻きがこれまたおもしろい。確かに海苔が柔らかくなり、歯切れが良くなるのである。異文化との融合、発展、カリフォルニアロールに挑戦しよう。
材料(4人分:カニかま巻き2本、サーモン巻き2本))
・かにかま 6本
・かに缶 1缶(なくてもよい)
・アボガド 1個(写真は2個分です)
・きゅうり 1本
・レモン汁 少量
・刺身サーモン 20p長さ・1×1p 2本
・海苔 4枚
・わさび 少量
・てりやきソース 少量
・酢飯 3合分
・とびっこ(トビウオの卵)または白ごま
作り方
手順 | 仕事 | 場面 |
1 | アボガド、サーモン、きゅうりは、海苔の長さに合わせて切っておく。今回きゅうりは塩をふったもの(添え物予定が中身に変更)を入れたがそれでもよかった。アボガドにレモン汁をふっておく。 |
|
2 | 米3合にすし酢小さじ3杯、表示には米1合に大さじ1杯とあるが、酢が苦手な私はこれくらいが適当である。うちわであぶってすっぱいにおいを吹き飛ばします。 |
|
3 | <サーモン巻き> 裏巻きはこれが2回目でなかなかむつかしい。ラップが小さいためやりにくい。@海苔の上にラップを敷き酢飯を0.5センチぐらいの厚みで広げる。上端の部分は巻き終わりに酢飯がはみ出ないように1p残す。Aラップ台はそのままで海苔と酢飯をひっくり返す。Bアボガド、サーモン、きゅうり、わさびを手前に置きます。 |
|
4 | らっぷを巻き込まないようにはずしながら巻く。(このとき巻きすを下に敷くと良かった) | |
5 |
<カニかま巻き> サーモンにかわって、カニかまとズワイガニ缶が登場です。食べるときズワイガニの味は殆どわかりません。値段はお高いのに・・・。そしててりやきソースを少しかけると隠し味になります。強く巻きすぎると中身が飛び出してくるので慣れがいります。2回目ではなかなかうまくいきません。 |
|
6 | ラップで巻いて冷蔵庫で冷やすと固まるそうです。その後とびっこを巻き付けてみました。とびっこが残るのでもったいないので、手順3−@でとびっこをふりかけておけばこぼれずに無駄が少ないと思います。 | |
7 | 一切れ切るごとに、包丁を水にくぐらせ、くっつかないようにします。 | |
8 | 海苔と酢飯をひっくり返すのをわすれると巻き寿司になります。料理家ケンタロウさんの快食レシピにサーモンアボガド巻き(右)の作り方が新聞に載っていました。今回2本は裏返しを忘れたため普通巻きになってしまいました。やはりカリフォルニアロール(左)は派手でいいですね。 食べ方は、わさびとしょうゆが私は好きですがマヨネーズもあいそうです。 (写真は1.5人分) |
2009年4月27日準備
前回とびっこがまな板にくっついて無駄になったことを考えて、ごはんを海苔の上にのばしたときにとびっこをまんべんなくふりかけてみた。さてできばえはどうかわるであろうか。
手順 | 仕事 | 場面 |
1 | 今回は198円でキングサーモンのあらをかってきました。みなさん殆どあらには興味を示しませんので残っていてラッキーでした。特にキングサーモンの名のごとく、刺身にすると脂が良くのりまさに王様です。残りは塩をふったので塩焼きにする予定です。 | |
2 | 前回の3−@場面です。ご飯をのせてとびっこをかけてラップをかけて押して厚さを均一にします。 | |
3 | ご飯と海苔をひっくり返してからアボガド、サーモン、きゅうりとわさびをのせて、ラップを巻き込まないように裏巻きで巻いていきます。 | |
4 | 一切れ切るごとに、包丁を水にくぐらせ、くっつかないようにします。 具だくさんは豪華な演出をしてくれます。 |