2008年4月9日準備
近所の生協のおじさんにホタルイカの食べ方を教えてもらったのは5年ほど前になる。当時、ざるにいっぱいのホタルイカ(30〜40匹と記憶するが)が売れ残っていて150円くらいで押しつけられた思い出がある。しかしそれまでに多くの魚の調理法を伝授してもらっていて、むげに断れずに持ち帰って沖漬けを試みたら誠に美味であった。ここ岐阜の地ではホタルイカは馴染みの薄い食材で、家庭の食卓にのる事はまれといってよいだろう。私も押しつけられなかったなら食べる機会は逸していたであろう。せいぜい店の懐石でボイルに酢味噌で食べるといったところであろう。ホタルイカの取れたてなら刺身でもいけるかもしれないが、やはり内臓があることを考えると生臭さが残るかもしれない。その点で沖漬けは、保存が数日可能になるだけでなく、塩からのように、ホタルイカの内臓が発酵、ホタルイカ自体の甘さが急激に増してくる。これこそがホタルイカの持ち味を存分に引き出せる料理法の一つではないかと考えるのである。今回も実家の祭りに持っていった。しかし塩辛同様、人の好みが分かれる食材の一つである。
材料
・新鮮なホタルイカ(刺身用)
・万能しょうゆだれ(砂糖が溶けるまで弱火にかけてから冷ます)
しょうゆ 40t
みりん 40t
煮きり酒 20t(レンジで30秒アルコールをとばしたもの)
三温糖 15c
・ブランデー 少量
・ショウガみじん切り 少々
作り方
月/日 | 仕事 | 場面 |
4/9 | ・ホタルイカの準備 とにかく新鮮なものがよろしい。一人で食べるには1パック21匹で十分です。 |
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〃 | ・目をとる 目は硬いので取り除きます。このとき新鮮なホタルイカはしるが飛び散ります。 |
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〃 | ・しょうゆだれにつける ホタルイカの表面の水分をペーパータオルでとり、瓶に入れる。 その後、しょうゆだれを浸るくらい入れる。 |
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〃 | ・ブランデーとショウガを入れる 以前塩辛を作った時にブランデーを入れると香りがよくなるとある本で読んでからブランデーを少量、そして臭み消しのためショウガのみじん切りも加えます。 |
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4/12 |
・できあがり 冷蔵庫に入れ1日1回かき回します。3日目くらいからなじんでおいしくなります。イカ自体の甘さが増してきます。1週間くらいまでがおいしい期間です。 |
※万能しょうゆだれはたくさん作っておくと、煮物、照り焼き等に利用できます。