のたにしょうじやま:岐阜県・石川県

1797m


赤頭山正面ルンゼ転じて、野谷荘司山白谷左俣と成す。当初の予定は、2002年の石川県めっこの会のMさんのように、野谷橋からくるみ谷支流左岸尾根を計画するが、林道や南向き尾根は雪なし、そこで標高130m上げて白山スーパー林道馬狩料金所から鶴平新道〜赤頭山〜野谷荘司山と向かう。その壮大な景色は経ヶ岳に勝るとも劣らず。左に三方崩山、奥三方岳、右に三方岩岳、笈ヶ岳、正面に白山、背後に猿ヶ馬場と枚挙にいとまなし。大当たりの鶴平新道でした。

期日     :2005年4月17日 晴れ
メンバー   :牛丸、森(以上岐阜ケルン)、山ごろ鈴木氏
コースタイム
:馬狩料金所760m〜鶴平新道出合い〜赤頭山1602m〜野谷荘司山〜白谷左俣左谷〜馬狩料金所
        7:15        8:45        10:00    11:30/12:00           13:00



絶景かな! 鶴平新道尾根〜赤頭山〜野谷荘司山〜白谷左俣左谷コース

どうです、かっこいいいでしょう。これが当初の計画の赤頭山です。さくら街道R156から見える一直線に伸びている正面ルンゼは滑ってみたくなります。写真手前の植林帯を通過後、右の尾根を登る予定であった。めっこの会のMさんが3度も挑戦した気持ちが分かる。しかし標高630mの野谷橋と林道、山の南斜面には雪は皆無で、760m地点の白谷へ変更する。

赤頭山

野谷荘司山

赤頭山正面ルンゼの勇姿

左の尾根に取り付きます。

馬狩には自然学校が見えます。(鶴平新道をいく)

赤頭山の名前の所以がわかります。

赤頭山

白谷左俣左谷のビッグなカールです。

左谷源頭部で撮影する山ごろさん。

中間部は汚れ混じりのデブリ天国。

雪はつながっているが、堰堤に注意。

白谷に架かる橋でフィナーレ、気分は最高。

野谷橋より標高130m高い馬狩料金所は積雪70センチ。十分尾根に取り付ける。ここでも南向き斜面は雪が切れています。写真左方の尾根を上がります。

滑降ライン

鶴平新道は1200mくらいから灌木がありません。景色が良くて気持ちが盛り上がります。南に三方崩山、奥三方岳、北に三方岩岳、西に白山、東に猿ヶ馬場山といった具合です。

見事な赤頭山、かしらが赤いから命名されたのであろう。ルンゼをのぞきましたがこの時期なら締まって十分すべられます。

白谷ビッグゲレンデは無料開放です。多少波打ってる雪面なので足をブロックしていないと体がとばされそうになります。

標高1200mまでの500mはデブリ無しの斜面です。

この時期ですのでデブリは当たり前1200m〜1000mくらいがデブリ帯です。白谷左俣右谷も右俣もつながっていました。

満ち足りた気分で右岸を直滑降。ふり返ると滑降ラインが見える。来年また来させておくれ。素晴らしき白谷よ。

この時期、徒渉なしで車横付けまで滑ってこれるコースはそんなに多くはありません。さすが豪雪地帯の白川村です。登りで景色を満喫した後は豪快な滑降でしめくくることができる白谷コースでした。

滑降ライン

右手(北)には、このような景色がみえます。三方岩岳、笈が岳(おいずるがたけ)がかまえています。

野谷荘司山山頂での森 です。やった〜。

野谷荘司山