きょうがたけ:福井県
1625m
六呂師宿谷川コース 荒島岳、銀杏峯(げなんぽう)へ登ると偉容に大きく見える山です。六呂師スキー場から行った友人に山スキーには向かないときいていたところにYAMADAさん、 OBAさんの宿谷川コースの4時間20分の登り記録を見てこれなら行けると直観的に決め次の週に出発しました。あにはからんや、我々は普通のスピードと思っていたのですが、締まった雪にもかかわらず5時間30分もかかりました。けれども期待を上回るスケールの大きな素晴らしいコースでした。
2005年4月2日(土) 高曇り
メンバー:詫摩、森 (岐阜ケルン)
コースタイム:奥越高原青少年自然の家P600m〜宿谷川林道交差880m〜杓子岳1440m〜経ヶ岳
往き 6:45 8:30 11:00 12:15
帰り 15:00 14:00 13:30 12:50
青少年自然の家を出発。雪はここで70cmくらい。すでに杓子岳や宿谷川の源頭部が見える。ここが私たちの登っていくところであるが、あまりに近く見え谷は右奥に曲がっていくと思いこんでいた。
宿谷川源頭部と杓子岳をのぞむ。
杓子岳に登ると経ヶ岳に身震いする。
経ヶ岳から杓子岳(一番手前)を遠望する。
私も急斜面に挑戦した。
ザラメ雪を気持ちよく滑る。
私のシュプールもつきました。
下部での徒渉は3回ありました。
林道交差上部は880mから上部は右岸尾根に取り付きブナと写真のようなゲレンデに感激。このコースが素晴らしい所以である。おまけに雪は締まり沈まない。ただし上部は31日に数センチの降雪があった模様で、フイルムクラストになっていたため時々スリップする。
源頭部を登り切るとまたもや感激、杓子岳から望む経ヶ岳の悠然とした姿、保月山への切り立った稜線と見応えのある景色は疲れを吹っ飛ばしてくれる。さすが経ヶ岳である。
経ヶ岳山頂にはスキージャムからのパーティーがきていた。山スキーは我々のみ。杓子岳をふり返っても壮観な景色に感動を覚える。本当に来れて良かった。風は強いものの気温は7度もある。北へ少し下って昼食、天候が下り坂なのでスピーディーに済ませる。
林道の雪は切れるがこの後はPまで滑降。
下部から見えていた宿谷川源頭部を登る