伊吹山 (スキー場コース)】1377m   晴れ    森 

日時:06年1月9日
日程:伊吹P
    ゴンドラにて3合目 7:40
    6合目        10:00
    山頂         11:20/12:00  
    3合目        12:30
    1合目        13:15
    伊吹P        14:00

 今シーズン初めての山スキー、おまけに新雪である。いつものコースを滑りたいと思いつつ、表層雪崩を気にする。あまりにも天気がよいので山頂でゆっくりしているとノートラックのスロープがあっという間にシュプールが。
 しかし先行者がゆっくり滑っていたので脇を先に行かせてもらう。深雪滑降は、足にこたえるが滑りがいがある。
 腿裏をぱんぱんにしながら、時々自分のシュプールを振り返りながら新雪に酔う。1合目からは林道を滑るが途中から除雪されていて、スキーを担いで降りるはめになる。

@ さあ、いくぞ。 A 新雪の登高はきつい。
B 新雪に覆われています。 C 左端が私のシュプールです。
D トラックです。 もどる

                                                    


伊吹山 (笹又コース)】 1377m  晴れ      with 山ごろ氏

日時:06年1月29日
日程:春日村古屋P320m   7:10
    尾根取り付き(堰堤上) 7:40
    5合目 965m      9:45
    ルンゼ偵察
    5合目 965m     10:50
    山頂            12:45/13:20  
    ドライブウェー980m  13:50
    笹又集落         15:10
    春日村古屋P320m  16:00


 このリポートは10ヶ月もすぎた11月に書いているのであるが、とても新鮮である。なぜなら、伊吹笹又コースは何度も登ったが、ルンゼ滑降コースは初トライである。昨年秋には滑降地点をマラニック登山で下見しておいた。又これまでも滑りたいなと思っていたが下部でドライブウェーコースののり面フェンスに阻まれたらどうしようか、引き返して地図上1310m側のルンゼへトラバースなどと思案していた。結局、登りで山ごろさんと下見に行き、計画を実行に移すことができた。
 さて今年は雪が例年と比較にならないほど多い。古屋集落でも50センチ近くある。道路に沿って行き堰堤の上で尾根に取り付く。今日登る伊吹山と滑降ルンゼが見える。はたして下部は大丈夫か?急登の杉林を登り、ドライブウェーコース965mに飛び出る。ここで今日のルンゼの下部を下見に行った。くるぶしぐらいは沈む。「やった。」、下部はつながっていると山ごろさんと喜び、思わず写真を撮る。戻って根気よく、後半戦を登る。直下はクラストしていて雪崩の心配なく安心だ。山頂は暖かく外で食事をする。山頂東の鳥居を過ぎて、ルンゼを臨む。胸が高鳴る。スリップは禁物。そう言い聞かせながら、クラスト面に入っていく。カカカンとスキーが鳴り、氷が削られる。100m降りると今度は、深雪20センチ滑降となった。ドライブウェーコース近くになると、膝下までの深雪となった。手こずりながら降り、山ごろさんと握手。ここからはドライブウェーコースを北上し、1050m地点ののり面から後半戦の滑降に入る。ルンゼに勝るとも劣らない急斜面を降り(ただし短い)緩やかな笹又集落へおりこむ。ここからは自由自在にシュプールを描き、さざれ石公園を通過し、感激の1日を終える。

@ 古屋から見る伊吹山と予定ルンゼ。 A 尾根取り付きは毎度ながら急登である。
B 5合目、登り中間地点でルンゼ下見に行く。 C 滑降予定のルンゼ、下部はつながっている。
D 山ごろさん、クラストの山頂へ。 E 初トライのルンゼ。
F 滑り出しは完全な波打ちクラスト。 G にわかに、深雪に変化。
H 1050m地点ののり面から滑り込む後半戦。 I のどかな笹又、左上部から降りる。
xi  無事終了。 もどる