1708m

岐阜県

蛭ヶ野尾根〜山頂〜かます谷コース

初トライのかます全谷滑降であったが、残念。前前日の深雪のためにスキーが滑らず、漕ぎ漕ぎ滑走となってしまった。もし雪が締まっていればかなり快適に標高差850mをすべれたはず。次回の課題となった。

2005年3月27日(日)  晴れ
メンバー:詫摩、森(以上岐阜ケルン)、山ごろ鈴木氏
ルート:かます谷林道〜蛭ヶ野尾根〜山頂〜かます谷
タイム:かます谷林道905mP   7:15
     蛭ヶ野尾根1273m     9:20
            1396m    10:20
     大日ヶ岳           11:45/12:30
     かます谷堰堤1020m   14:30
      かます谷林道905mP   15:00

かます谷林道を分かれてかます谷を上がり、堰堤1020mか尾根へ上がる。このときは表面がクラストしていて10センチ沈む。大日は雪が少ないのか、風が少ないのか福井県に比べて標高の割に樹林が濃いのには閉口する。


藪が濃くて展望が聞かない状態と登り傾斜が弱くてちょっと退屈な登りである。1400mくらいからようやく展望が効き出す。中央の白い山が大日ヶ岳。。登り標高差は300mなのにまだまだ遠くみえる。景色は上々。











部子山と比べると300〜400m植生が高く分布しているようだ。気持ちよい山頂であるが、すでにボーダーが大勢いる。ゲレンデトップから登れば1時間半の手軽さだから、ここで静寂さを求めるのは無理がある。楽しみなのは、かます谷下部までの滑降になってしまった。











山頂からかます谷源頭部を見る。シュプールはスノーボーダー。ざっと30人はいる。う〜んどこを滑ったらいいのか。

さてお楽しみの滑降は山頂から真東へ250m滑降。しかし新雪深雪のため直滑降を意識した浅いターンでないと止まってしまう.これもむつかしい雪質の一つだ。ボーダーのみなさんは源頭部で前大日へ登り返し。










さて我らはそのまま下部へ突入だ。うっ・・・。何とスキーが滑らない。もう数日たてば、しまった雪になりぴゅーととばせるのに。必死に漕ぎ出すとしばらく滑るが、シュプールの弧は描けない。












超湿雪はスキー板の上に、10センチ余の雪が乗るほど。
さて谷割れも強烈。新雪がかぶって、まるでモグラたたきの穴がいっぱいあるみたいでユニーク。穴に近づかないことが得策。おおこわ〜。3回ほどスノーブリッジを渡り最後に右岸へ。右岸の植林帯を通りぬけ、1030mの目印の堰堤へ到着。みんなでひやひや、汗だらだら滑降の無事を喜び合う。

林道に積もっていた10センチほどの新雪は、陽の当たるところではすでにとけて乾いたアスファルトが出ていた。春は本番となっていた。

尾根上1045m鞍部、樹林が濃い 8:53

1400mくらいから疎林になる。 10:38

山頂は近い.1500m付近から 11:26

かます谷源頭部はボーダーの独壇場

ここからは我らの独壇場  12:49

1200m付近からはすごい谷割れ 13:35

源頭部ここまで

コース地図

だいにちがたけ

大日ヶ岳


ノスタルジックルート

かます谷左谷右岸尾根〜大日ヶ岳










かます谷本谷滑降〜前大日〜かます谷左谷滑降

このルートはクラシカルコースであり高鷲SPができる遙か以前より愛用していたコースである。もちろん当時は車を国道156線の近くに駐車するため、現在の高鷲SPの駐車場までシール登高で1時間かかったことも懐かしい思い出である。スキー場が閉鎖した時期をのぞいては、喧噪の渦中にあるといってもよいであろう。そして4月下旬に標高970mから雪がつながっているのは、皮肉にも人工降雪機のおかげである。

期日   :2005年4月24日  晴れ
メンバー:森 克己(岐阜ケルン)
ルートタイム: 高鷲SP駐車場     980m  7:30
         前大日         1650m 10:00
         大日が岳       1708m 10:30
         かます谷滑降終了 1500m 11:30
         前大日        1620m 12:10
         かます谷左谷滑降終了
                      1350m 12:20
         スキー場に戻る   1350m 12:40
         高鷲SP駐車場          13:00

通称2本松、確か杉なのに、ゴロがいいのでこう呼んでいる。かってはここまで1.5時間要した。
中央奥の白いピークが大日が岳1708m


4月下旬というのに事務所までばっちり雪がある。これは降雪機の雪であろう。ザラメであるが、かちこちに近い。おかげですいすい進む。ゲレンデは2週前に終了だから静寂そのもの。

前大日から見る大日が岳です。

前大日をふり返ると名峰御嶽山がどっしり構えています

無人のゲレンデは哀愁ただよう。

大日が岳を望む。

前大日と御嶽山

大日ヶ岳山頂にて、後方は水後山

源頭部滑降は私のみでした。

前大日からかます谷左谷へ滑り込みます。

かます谷左谷です。左谷左岸尾根は左岸はスキー場パノラマコースになってしまいました。

1430m付近で谷が急に狭くなります。

ゲレンデに戻って快適なシュプールをつけます。

今年登った経ヶ岳、荒島岳がとりわけ印象深く、遠望する。

ザラメ雪しまっているため、コントロールはばっちりです。
山スキーは私一人で、登山者は4人いました。

かます谷左谷右岸尾根は高鷲SPのパノラマコースに変貌を遂げています。

疎林の左谷はいいもんです。

この雰囲気、藪の濃さはやはり奥美濃です。谷が狭くなってから1350m地点で谷割れです。春の谷川のせせらぎを聞きながらシールをつけました。

シールをつけてトラバースで高鷲SPにもどります。
アップダウン無しのトラバースで20分でつきました。
スキー場を飛ばして滑ってきました。

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