２００５年３月６日（日）
晴れ,山頂でガス
メンバー：詫間、森
タイム：仏御前の滝P３３５ｍ ７：００
北尾根送電線鉄柱８２５ｍ ８：００
荒島岳山頂 １２：４５
橋架谷滑降１４００ｍ １３：３０
シール付け５２０ｍ １４：３０
北尾根送電線鉄柱８２５ｍ １５：００
仏御前の滝P３３５ｍ １５：１５
いやはやすごかった。今シーズン最高の山行になろう。往きはガスと強風と初体験のルートでと惑い、滑降はパウダーで標高差８００ｍを下りきった爽快感はこの先も記憶に残る山行になろう。
１５２３ｍ
仏御前の滝Ｐにつくとすでに先行者が身支度をして出発しようとしていた。２０分ほどおくれて出発北尾根とりつきは急登であるがクトーがしっかり食い込み、がりがり登る。北尾根送電線鉄柱８２５ｍから橋架谷を見るとえらく急で登り返したいへんかなとびびる。
最初はがりがりのはずが北尾根になるとくるぶしまでの２０センチのラッセル。深くなるとたいへんやなと思いながらも先行者のトレースをありがたく拝借する（写真１）
写真１
大ナベ
しかしながら大ナベに向かってトラバースするころは部分的にクラストし、時間も１２時近くになり、おまけにガスが入ってくる始末、頂上が踏めれば引き返して、大ナベから橋架谷にはいる案も考え、赤布をつけていく。
ところが一瞬晴れたとき山頂に付近に先行者が見えた。あそこまでなら３０分と思い、強風とガスの中をゆっくり歩む。山頂に着くと足跡だらけ。ガスが深ければ、最悪でもばシャクナゲ平から戻れると安心した。少し北へ下るとガスもなくなった。先行者は山頂からドロップインしていた。
山頂
私たちは、少し北へ下ってから休息し、１４００ｍからエントリー。う〜ん最高。クラストモナカは日の当たるところに部分的にあるが、ほとんどパウダー。ぐいぐい滑っても疲れなし。標高差８００ｍのパウダーは掘り出し物。
エントリー
滑っても滑ってもパウダー。まことにきれいな橋架谷。
ふんわか、ふんわか浮き沈みを楽しんだ。気にかけていたシャクナゲ平方面からのデブリもほとんどなし。滑るわ滑るわで６００ｍくらいからざらめになってきた。
たぶんこの辺りが、デブリランドになるだろう所だが全くの深雪にありがとう。
５７０ｍで谷が割れ出すが端を通れば大丈夫。
ここらはザラメ雪だ。足を取られて谷に落ちないように気をつけて滑る。フィナーレに近い。
５２０ｍでシール登高で右岸をトラバース気味に上がって送電線鉄柱へ行く。鉄柱から東斜面を下って国道１５８号に一直線。
先行したＸＸさんのスピーディーな行動とそのルート取りの確かさに感謝します。
北尾根〜山頂〜橋架谷
