2016山行報告

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銀杏峯志目木谷右俣(げなんぽうしめきだにみぎまた)、宿谷川(やどたにがわ)<経ヶ岳>途中まで


銀杏峯志目木谷右俣と前山北面

・3月5日、曇り
・四方山

 場所  往路  復路  標高m
宝慶寺いこいの森 8:00 14:50  460
林道出合い  13:50(担ぐ)  650
前山 10:00 13:20  1161
山頂  11:15/11:45   ・  1441
右俣滑降開始 12:20  1440
登り返し 12:45   1050 


   
 今日は大回りコースなので朝5時発、いこいの森到着7:30。  尾根筋に雪がないのは承知の上、気にしません。
   
 山スキー屋は私一人かと思いきや、この後林道から上がってきた大阪のペアに出会います。  前山で大阪の山スキー屋に撮影してもらいました。黄砂か?かすんでいます。
   
 山頂付近、視界20m。これでは東の稜線へ向かうことは危険です。  どうしようかなと思いつつ歩むと樹氷でなくて雪がへばりついていました。
   
 さすが、銀杏峯銀座です。寒くないので皆まったりしています。  強風ですが、風をよければ寒くありません。6℃くらいでしょうか。
   
 滑降先が見通せるところまで下ってから右俣に入り込みます。パックスノーなら申し分ないのですが、滑り出すやいなやデブリが発生します。冒頭の地図黒→からの斜面が一番快適のように思えました。  ロールケーキ(アンモナイト)が次々沢底にたまり思わず、右岸によけました。
   
 またまた、いい斜面と思って滑り出すとデブリがでます。標高1050mを折り返し地点としました。  左斜面がスキーを滑らせたところですが小デブリが出まくりです。
   
 小さな雪片でも斜度があるところは大きなカタツムリとなります。先週以前なら、かなり快適斜面でしょう。対岸↓が登り返しに良さそうです。  湿雪重雪、クラストのカチカチよりは操作しやすい。
   
 ちょうど沢割れ開始地点の上で左岸に渡りました。  振り返ると・・・スピーディーな行動が必要ですが。
   
 トラバース後ギヤに感謝、シール装着です。  画面中央にいつもお世話になる右俣、左俣合流地点の台地が見えています。
   
 春をイメージさせる優しい緩斜面。  登り返した斜面、デブリはおきません。
   
前山1160m山頂北面。 いよいよ第2ステージ。先行者もここを滑ったようです。  操作に力がいる重雪を滑る。
   
 ヤブと広目のバーンが交互に出てきてあきません。  沢が広く渡渉することなく左岸を下っていきます。
   
 フィナーレです。  林道に出会いました。
   
 今日はたっぷり滑ったので潔く、650m地点で担いで進み尾根道に合流しました。再奥が前山です。  当初帰路予定の水車小屋も雪はありません。こちらもかなりの担ぎの覚悟が必要です。
   
ガスがとれてきたようですが、本日は初の体験ルート2本できました。   



宿谷川(やどたにがわ)<経ヶ岳>途中まで

・3月13日、曇り
・四方山

 場所  往路  復路  標高m
青少年自然の家 8:00 14:50  460
最終地点 13:50(担ぐ)  650




   
 法音寺林道行けると思って進むと唐谷川でした。  どうも宿谷川と地形が違います。林道が長すぎるので自然の家ノーマルルートにします。
   
 雪は少ないが上部に行けばよいだろうと担いで歩きます。  最初の渡渉、これまでは左岸をそのまま行った気がしますが、雪がなくまた右岸に戻ります。
   
 振り返ると尾根筋は皆無に近い雪です。  2度目の渡渉、まだ意欲は十分です。
   
滝場です。壺足で越えます。この後渡渉し両岸の雪が消えます。   やむなく左岸のルンゼを詰め林道をめざします。しかし汗だくになっても林道に到達できず、断念。ここを降りるのもバックステップとウイペット併用で緊張を強いられました。
   
 左岸ルンゼ少し下ったところから大野平野が見えます。  自然の家付近からみる銀杏峯(中央右より)・・・素晴らしい