2016山行報告
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銀杏峯志目木谷(げなんぽうしめきだに)、越前甲(北面①滑降)(えちぜんかぶと)、越前甲(往復ルート)
銀杏峯志目木谷
・2月11日
・四方山
場所 | 往路 | 復路 | 標高 |
宝慶寺駐車地点 | 8:30 | ・ | 430 |
前山 | 11:00 | ・ | 1161 |
山頂 | 12:30/13:00 | ・ | 1440 |
台地(合流地点) | 14:15 | ・ | 827 |
水車小屋 | 15:00 | ・ | 380 |
今日は水車小屋から歩いて車回収なので三叉路に駐車させてもらいます。 | 先行者についていくと登山道から大幅にずれ時間、体力ともに消耗、反省。 |
前山直下、なかなかの急斜面です。靴ラッセル程度の新雪があります。 | 前山からの大野盆地と経ヶ岳と白山。大野盆地も美しい。 |
百名山の荒島岳も立派。 | これから進む銀杏峯方面。 |
ひと山登り切ると本峰が見える。 | 西には部子山。久しく行ってないな。 |
あの向こうが山頂です。 | 殆どの登山者が下山しています。一人でセルフタイマーなのでこんな格好も堂々と?できます。右端の山は乗鞍岳です。 |
強風で 昼食は無理、カロリーメートを補助食として滑降口を偵察に行きます。先行者がいたらもう一つ東の沢も選択肢としました。 | 幸運なことに13時ですがノートラックです。 |
左岸のオープンバーンに移行してして一滑り。パック気味です。 | 一気に本谷滑降に入ります。 |
この辺りが上部の新雪クライマックス域です。 | 大いにファット板で堪能します。 |
上部を振り返る。 | 谷が狭くなり左岸尾根オープンバーンへ移行します。 |
斜度が幾分落ち中間部(私が決めただけ)ヤブが例年よりすごい。 | 灌木を避けながら進みます。 |
前方の右岸台地よりかなり手前から谷割れが起きていて先が心配です。 | 台地乗り上げは新雪が30㎝ほどあるためシール登高に。ルートは何とかつながっている獣道に従います。 |
左岸から右岸へきました。シールなしでは蟻地獄になりそうです。 | 台地から志目木谷左俣を望む。 |
さら右岸をしばらく滑ってから左岸へ移るポイントを探します。比較的斜度が緩いところがあります。対岸には志目木谷右俣からの先行者のトラックが見えました。さてつながっているだろうか。 | 残念ながら渡渉です。対岸からスキーを放り、雪壁をよいしょです。片ウィペットでしたが役立ちました。同士のギヤ、グランドテートンです。 |
渡渉地点は左岸の林道開始地点です。 | 堰堤過ぎると越前甲が出迎えてくれました。 |
林道一直線。 |
無事で感謝しました。 |
越前甲北面滑降①
・2月21日
・曇り後雪
・四方山
場所 | 往路 | 復路 | 標高 |
八反滝前駐車地点 | 9:30 | 14:40 | 514 |
鞍部(尾根取り付き) | 11:00 | 13:30 | 1161 |
山頂 | 12:30 | 12:50 | 1440 |
除雪してあると車でついつい上がってしまおうとするのが人の性(さが)。雪が全面ならばもっと下に駐車するのになぁ。(駐車地より振り返る) | 一部スキーを担いで除雪終了地点にきました。 |
5分もすると取り付きます。 | 昨年は2~3mあった積雪も今年は80㎝程度です。落ちても容易に脱出できる? |
大岩峰前。 | 写真右が山頂です。この頃は曇りでまずまずでしたが次第に悪化していきます。 |
山頂です。大日山(中央)と滑りたいピーク。今日は山を変更したので地図無くGPSだよりなので自重します。 | 南方面、勝山市と野向町が見えています。 |
山頂を出発した後、山スキー屋が下降を始めました。 | 下まで見通しの効く北斜面にトライします。 |
上部はパック雪かと思いきや氷化+氷塊で思うような操作はできず、斜滑降気味です。 | 右より斜面は氷塊はなく下部までいけそうです。 |
振り返れば厳しい凹凸。モーグルでもやってないと太刀打ち不能か。 | 後半良さそうは、外れました。表面クラスト、超手強い雪で2度転倒しました。 |
こんなにきれいな斜面、実はクラスト、エッジの跡も残らない。 | 沢底までくると雪が少し緩み、トレースがつき始めました。 |
沢底を滑ってから登り返しという手もありますが、初の下降ルート、今日は地図なし、GPSだよりなので右岸斜滑降トラバースで、鞍部↓付近(方角)をめざします。 | 右に沢底が見えています。 |
北面を滑ってきたトレースと合流しました。 | 国道を外して尾根の樹林帯を下降しました。 |
晴れ、雪、曇りが猫の目のようにまわる1日でした。 | 駐車地まで路側の雪を拾って進みます。 |
☆ |
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駐車地は八反滝の目前でした。 |
越前甲往復ルート
・2月27日
・曇り
・四方山
場所 | 往路 | 復路 | 標高 |
野向町駐車地点 | 8:50 | 13:15 | 410 |
鞍部(尾根取り付き) | 11:00 | ・ | 1161 |
最終地点 | 12:00 | 12:20 | 1204 |
前日の降雪のため本来の駐車地から出発でうれしくなる。 | ここが先週の駐車地、八反滝前です。 |
国道から離れて尾根に取り付く。 | 深雪40~50㎝の脛ラッセルです。先行者3人?のトレースに感謝する。 |
尾根通しで初めて登り切りました。いつもは最後の急登でトラバース。 | 強風が少しおさまりましたが、雲が増えてきました。 |
山頂はもう少しですがあと30分はかかりそうです。所用のため12時をリミットとします。 | 稜線上は風の通り道、雪庇のできる現場をもてびっくり、この日は冬型で北風ですがこの箇所は南風で北に向けて雪庇ができてます。 |
北面バーンを一滑り、テートン板はこの斜度では沈まずシュプールも浅いようです。 | バーンから沢部へ移行。 |
ファット板はまずまずの斜度を力入れることなく滑ることができるので少し拍子抜けです。 | 国道への最後の斜面、湿雪重雪になり、ファット板でも力を入れないと制御不能、滑りがいがあります。 |
前回の位置で撮影。脛まで埋まる新雪。 | 山頂に到達できなかったことが心残りで、甲(かぶと)を何回も振り返る。 |