山行報告


野伏ヶ岳、乗鞍大日ヶ岳

乗鞍大日岳

・2015年4月29日 晴れ

・メンバー:四方山、越後のテレマーカー

・行程


場所
往路 帰路 標高m
  2015年  2013年  2015年    2013年  
野麦集落上P 6:20  6:45 17:00  16:40 1380
岳谷右岸尾根麓地点 8:30  8:15 15:40  15:40 1662
(迷いやすい)屈曲点     9:00 ・    15:20 1862
森林限界 11:15 10:45 14:30 14:20/50 2358
大日岳取り付き地点 12:30 12:15       ・ 2853
大日岳 13:30 13:10 14:00 13:50 3014


   
 早朝3:30岐阜発、3時間の長い運転。しかしこの景色が我を元気づける。大日岳が見える。剣ヶ峰は隠れている。  剣ヶ峰も大日岳右手に見える。
   
 雪融けの旧登山道を歩む。今日は越後からきたテレマーカーさんといっしょになりました。初の乗鞍野麦コースということで行動を一緒にすることになりました。 右岸尾根麓地点に近づくとようやく雪がつながってきました。スタートして1時間半後 です。
   
 小さなブリッジを越すT氏。 懐かしい景色、シラカバ尾根に始まる岳谷右岸尾根の始まりです。
   
 岳谷滝上部のあたりで少し疎林になりました。 2300m森林限界です。赤布とGPSを併用します。 
   
 これまでの快晴から少し雲が現れ始め、ガスがでないことを祈ります。  第1プラトーです。左がめざす大日岳、右が剣ヶ峰です。第2プラトーはこの上です。
   
大日岳の東尾根(面)です。雪は緩んでいるのでクトーで登れますが息があがります。T氏が山頂に着きました。ガスが帰りにプラトーを覆わないことを願います。  登ってきた東面と高天原を望む。
   
 大日岳から眺める剣ヶ峰はかっこいい。  こちらは大日岳山頂。
   
 T氏と写真を取り合う。四方山と剣ヶ峰。  ガスが湧いてきて不穏な雰囲気。一度はガスに覆われますがまた見通しがきくまで待ってスタートです。
   
しっかり凍りシュプールは殆ど残りません。大日岳南大斜面。   大日岳南斜面たて溝も結構あります。
 
 第2プラトー南末端。  第2プラトーをテレマーク滑降のTさん。
   
 下に見えるのが第1プラトー。第1プラトーまで結構な斜面です  第1プラトーから森林限界への急斜面。雪が大きく緩んでいます。
   
 さあ、ここから樹林帯に突入します。覚悟?を決めます。  40分後、飛騨山岳会の標識がある右岸尾根末端にきました。スキーを一旦担ぎます。
   
 右岸尾根基部、雨のせいで、たて溝でなくて水たまりの穴ができています。  林道途中から、ガスが山頂付近に入ってきました。楽しい1日も終焉を迎えました。






野伏ヶ岳(のぶせがたけ)


・2015年4月19日 曇り後雨
・メンバー:四方山
・行程


場所
往路 帰路 標高m
白山中居神社
7:30 12:45
710
牧場跡 8:30 12:00 1090
東尾根取り付き 9:30 /
1100
ダイレクト尾根合流 11:00 11:30 1600
 山頂 11:15  11:20  1674 



   
 当初は自転車+銚子ヶ峰を計画していたが除雪してなくて断念。ここから可能な薙刀山(なぎなた)をめざす。牧場跡から望む薙刀山(なぎなたやま)。 天候は 夕方から崩れる予定。ところが朝から急速に雲行きが悪化。ここから登ることのできる野伏ヶ岳の東尾根を往路に決める。正面右のラインが東尾根で初体験である。
   
雨による凹凸の激しい平原を進む。東尾根末端が見えている。   取り付きはヤブは濃いが、雪は締まっておりクトーがしっかり食い込む。
   
 10分もすると視界が開けてくる。ダイレクト尾根より快適だと思うが・・・アプローチが長い。  北東方向に銚子ヶ峰を望む。見事な山容だ。行きたいところだ。
   
天気の崩れは一気に進み、小雨が降り出すが視界はまだ良い。   ダイレクト尾根との合流地点、猛烈な風と雨になる。山頂がかろうじて見える。急ぐ。
   
黄砂で汚れ、雨で山頂まで穴ぼこまるけである。  山頂はガスと強風と雨、安全のため、シール装着のままでジョンクションピーク(尾根合流地点)まで下り、滑降モードに切り替える。写真はジョンクションピークより50m滑って視界が確保でき上部を眺める。写真補正で明るく見えるが実際は次の写真が写実的だ。
   
 補正をかけていない実際の様子。ガスに包まれている。ジャンクションからはGPSで方向を定めた。  正面ルンゼ 50mほど下ると見通しが効き始めて安堵する。たて溝に足・スキーを取られないようにスピードを抑える。
   
 凸凹斜面を吹っ飛ばされないように滑ってきた。シールを付けて平原を進む。写真は振り返ったところ。  山頂付近はガスに包まれた野伏ヶ岳。無事にいってくることができ良かったです。が雨でザック類はビショ濡れでした。林道は雪が切れ何度もスキーを担ぎました